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食後に起こる動悸と吐き気|パニック障害と消化器症状の関係を解説
Column

食後に起こる動悸と吐き気|パニック障害と消化器症状の関係を解説

食後に突然「心臓がバクバクする」「胸が詰まるように苦しい」「吐き気が込み上げる」といった症状に悩まされる人は少なくありません。
単なる食べ過ぎや胃の不調では説明できないこの現象には、自律神経の乱れやパニック障害との深い関係が隠れています。

しかし病院で検査を受けても「異常なし」とされることが多く、薬物療法も一時的な緩和にとどまりがちです。そこで注目されているのが鍼灸治療です。鍼灸は自律神経を整え、胃腸の働きを改善し、胸部の緊張を緩めることで、食後の動悸や吐き気を軽減する効果が期待されています。

本記事では、食後に起こる動悸や吐き気の原因を丁寧に解説し、パニック障害との関連、生活習慣の影響、そして鍼灸による改善アプローチを具体的な事例やエビデンスを交えて紹介します。症状に悩む方が「波をゼロにするのではなく、小さく、短く、静かにしていく」ための実践的な内容を紹介していきます。

当院は「パニック障害」と「自律神経の不調」専門の鍼灸院です。
本記事は自律神経の不調について豊富な臨床と経験を積んだ鍼灸師の清水が作成しています。

「不安やそれに伴う不調」「動悸」「めまい」「発汗障害」「不眠」「喉の詰まり(ヒステリー球)」「更年期障害」など病院では原因不明とされている不調を抱えている人が全国各地からご来院頂いております。

パニック障害や自律神経の不調でお困りであれば、当院へご相談ください。

目次

食後に動悸や吐き気が起こるのはなぜか

食後の「心臓がバクバクする」「胸が詰まるように苦しい」「吐き気が込み上げる」は、単なる食べ過ぎや胃の不調だけでは説明しきれないことがあります。

食事後は消化の為に胃腸に血流が集まり、心拍数や自律神経活動が自然に変化しますが、ここに不安や緊張が重なると交感神経が過剰に優位になり、動悸や悪心として体感されます。
特に、食後に不整脈のような強い拍動が気になり始めると「また発作が来るのでは」という予期不安が生じ、それ自体が症状を増幅する悪循環につながります。

症状発生から悪化し慢性化するまでは次のような流れが挙げられます。

生理的に起こる反応

食事をすると消化吸収の為に胃腸に血液が集中します。迷走神経(副交感神経)が消化管を駆動しつつ、血糖・インスリンの変動に心拍が反応するという仕組みになっています。

胃腸に血液が集中し、副交感神経が高まることで血圧が低下し、身体が急激にリラックスするようになります。下がり過ぎた血圧を上げなければという反応として心臓に負荷が生じ「動悸」のような症状を感じます。なので、不調が無い人でも軽い眠気や心拍の揺らぎは起きているという事です。

しかし、ある条件が重なると、それらの自律神経の反応が過剰になり、反応を強く自覚するようになります。

症状化する条件

食後の動悸や吐き気が起きやすくなる身体の状態は自律神経の交感神経の過敏化です。
強いストレス、睡眠不足があると慢性的に自律神経の交感神経が優位になり、身体の緊張が高まります。そのような状態があると、少しの血圧、血糖の変化、胃腸に生じる負担に体が敏感に反応するようになってしまいます。

その為、カフェイン・アルコール、早食いや食べ過ぎ、血糖値の急低下(食後低血糖傾向)、胃食道逆流などで身体に微小な変化、負荷が生じた際に動悸や吐き気が自覚症状として立ち上がりやすくなります。

怖さ」が症状を増幅

一度、食後に動悸と吐き気を体感した場合、拍動や胃の気持ち悪さを「危険の兆候」と解釈するほど交感神経が高まり、動悸・過呼吸・吐き気が連鎖します。その結果、パニック発作のような症状に繋がる事もあります。

症状が「食後に限って起きる」「外食や人前で悪化する」「発作が怖くて食事を控えてしまう」というパターンがある場合、消化器の生理的反応と不安(予期不安)が結びついている可能性が高く、心身両面からの理解が助けになります。

パニック障害と消化器症状の関係

パニック障害は「突然の激しい不安、動悸、息苦しさ、胸部圧迫感」を主症状としますが、消化器症状(吐き気、腹部膨満、胸やけ、腹痛、下痢・便秘)を高頻度で伴います。
パニック発作自体が自律神経系や脳の誤作動で発生すると考えられている為、自律神経がコントロールしている内臓系には何かしら不調が出るという事です。

他にも「脳腸相関」という双方向のネットワークがあり、脳の情動ストレスが腸の運動・知覚を変化させたり、逆に腸の刺激(膨満、逆流、ガス)や血糖変動が脳の不安系を活性化するという反応です。
そのように脳と胃腸が相互に関係性を持っているという状態を脳腸相関と言います。

脳腸相関の具体的なメカニズム

  • 迷走神経ルート
    胃腸の膨満感や不快感、逆流刺激が迷走神経を介して自律神経の中枢の視床下部、脳幹・大脳辺縁系へ伝わり、悪心・不安・動悸が生じやすくなります。

    脳で不安や緊張を感じた後には、自律神経が支配している他の内臓系へとその信号が伝わります。その結果、動悸が起きたり、呼吸が乱れたりするようになります。
  • 腸内環境の影響
    食事内容(高脂肪・高糖質)によって腸内細菌のバランスが乱れてしまいます。
    精神安定などにも関わるセロトニンの約90%は腸で産生され、腸の蠕動運動を促す役割があります。しかし、腸内環境が悪化する事で、セロトニンもバランスが乱れ、消化活動が正常に行われなくなってしまいます。

    腸内ガス、便通の乱れが内臓感受性を高め、少量の食事でも「張る」「こみ上げる」という不快感に繋がり、過敏化を助長します。
  • ホルモン・血糖
    食後に高血糖になった後にインスリンが働き、血糖値が降下します。低血糖状態になった際に「ざわざわする不安」「冷や汗」「動悸」などの反応が出やすくなります。インスリン反応が強い人ほど体感が大きくなります。

    低血糖時に働くストレスホルモン(コルチゾール)の分泌や副腎髄質ホルモン(アドレナリンなど)の分泌が関わっているとされています。
  • 学習と回避
    食後に発作を経験すると「食べる=危険」の連想が強まり、食事をすることへの不安が強まります。
    その結果、食事回避や過度な警戒をすることになり、友人や職場の同僚と外食する際に「気持ち悪くなったらどうしよう」という予期不安が強まることで会食恐怖症へ移行しやすくなります。

食後の動悸と吐き気と併発している可能性が高い消化器疾患

  • 機能性消化管障害(FD、過敏性腸症候群 IBS)
  • 胃食道逆流症(GERD)
  • 呑気症・空気嚥下(膨満、げっぷの増加)
  • 食後低血糖傾向(甘味過多や早食いで顕在化)

「食後に限って動悸+吐き気」「外食や会食で悪化」「胸やけやげっぷが同時に増える」場合は、消化器刺激が不安系を駆動している典型パターンと考えられます。

その様に消化器系の不調による体の不快感や違和感を「動悸が起きている」「苦しい」「息がしにくくて気持ちが悪い」といったように身体の危険として捉えてしまうとパニック発作や強い不安に繋がります。
脳が危ない状況だと勘違いをして自律神経の交感神経がさらに高まり悪循環に陥ってしまうのが特徴です。

なぜ病院では改善が難しいのか

検査では器質的異常が見つからないのに症状が強い…このギャップが「理解されない苦しみ」を生みます。
食後の動悸や吐き気に悩んで病院を受診しても、CTや心電図、胃カメラなどの検査で重篤な異常が見つからなければ「様子見」とされることが多く、機能異常や内臓過敏といった目に見えにくい問題は見過ごされがちです。

処方される抗不安薬や胃薬は一時的な症状緩和には役立ちますが、予期不安や食行動の学習効果までは十分に変えられず、副作用や依存の懸念も残ります。
さらに「異常なし=問題なし」と説明されることで、患者自身の強い体感と医師の言葉が整合せず、不信感や不安が増幅することも少なくありません。

実際には、食習慣や睡眠、ストレス環境、姿勢や呼吸、自律神経の癖など複数の要因が絡み合って症状を形成しているため、本来はそれらを同時に整える必要がありますが、現場では十分な時間や体制が整わず、改善が難しいのが現状です。

このため、「原因の見える化」「再発メカニズムの理解」「行動の微調整」が揃って初めて、食後発作の連鎖がほどけていきます。

食後の動悸・吐き気を悪化させる生活要因とからだの癖

注意すべき食習慣

  • 早食い・大食
    急速な胃拡張で迷走神経が過敏に反応。血液が胃腸に集中し、胃腸の負荷が高まります。
    早く食べてしまう事で、食事量も自然と増えてしまい、腹部の膨満感が強まります。

    膨満感と胸部圧迫感が息苦しさや気持ち悪さを増強させ動悸・吐き気を誘発する事があります。
  • 高糖質・甘味飲料
    急激に血糖が上昇すると、インスリンが作用し、その後血糖値が急下降します。
    一時的に低血糖の状態に陥ると、身体が危険な状態だと判断しストレスホルモンのコルチゾールや副腎髄質ホルモンのアドレナリンなどが分泌され交感神経が優位に働きます。

    その結果、手足の震え、身体に力が入らないようなふわふわ感、動悸、冷や汗、不安感などが出てきます。
  • 高脂肪・辛味
    高脂肪食は消化に時間がかかるので、胃腸にかかる負荷が高くなります。その為、長時間胃に内容物が留まるので腹部の膨満感や不快感が生じやすくなります。
    胃排出遅延、食道下部の弛緩で逆流が増え、胸やけ・吐き気を誘発する事もあります。

    辛み刺激は脳を覚醒させ、自律神経にも影響を及ぼすので、自律神経失調症や脳過敏症候群と言われている人は控えた方がいいとされています。

注意すべき生活・環境

  • 睡眠不足・夜更かし
    交感神経優位の状態が固定化し、自律神経の敏感さが上昇しやすくなります。睡眠中は体の組織や機能を回復させリセットさせる時間なので、それが不足する事によって疲労やストレスが翌日に持ち越してしまいます。

    夜更かしをすれば睡眠のリズムが乱れるので、自然と自律神経のリズムも乱れるようになってしまい、食後の自律神経の反応が過剰になっていきます。
  • ストレス・対人緊張
    心理的なストレスもストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を促したり、自律神経の交感神経を優位にさせる要因になります。

    食事環境で言えば会食などの場面で、周囲の視線を気にし過ぎたり、立ち振る舞いへの評価が不安になることで、「また気持ち悪くなったらどうしよう」「動悸が起きてこの場にいられなくなったらどうしよう」といった発作に対しての予期不安が余計症状を悪化させる方に働きます。
  • 姿勢・呼吸
    姿勢が悪く猫背や円背の人は胸式呼吸で胸郭が硬く、腹部の緊張も強い傾向があります。
    その為、みぞおちのつかえ感や腹部の膨満感を自覚しやすく、逆流性食道炎にもなりやすいです。

    呼吸も浅く速くなる為、過呼吸傾向が強まり動悸・悪心の要因になります。

注意すべき認知・行動の癖

  • 身体感覚の監視
    体調不良への不安が強まり、常に体の状態を気にしてしまうと、正常な生理的な身体反応に対しても微細に過度に反応し不安になってしまいます。

    そうすると気が休まらず、常に交感神経が優位な状態が続きます。その結果、常にドキドキするような動悸を感じたり、外出した時に少し汗をかいただけでもパニック発作だと思い込み、症状を誘発させてしまいます。
  • 安全行動
    食事回避したり、症状がでる場面を避ける事で一時的には不調が出なくなりますが、その分、それに対しての苦手意識や恐怖というのが強まります。
    短期安心を与える反面、「食事=危険」という思い込みが強まり、症状の改善を遅らせる要因になります。

鍼灸によって改善される仕組みと患者体験談

手足の特定のツボを刺激する事で自律神経の副交感神経の働きを高め、心身をリラックスさせることができます。常に交感神経優位な状態が、食後の動悸と吐き気の原因でもあるので、それを解消する事ができます。

パニック発作の発生にはセロトニン分泌低下によるノルアドレナリンの過剰分泌が要因になりますが、鍼灸治療をすることでセロトニンの分泌を促し、精神安定につなげる事が可能です。
内臓の血流循環も改善する事で内臓機能の正常がを促します。

作用機序の要点

  • 自律神経の再調整
    刺鍼後の心拍変動(HRV)指標は副交感神経活性の上昇を示すことがあり、交感神経優位のリセットが期待できます。
  • 胃腸運動の整調
    中脘、天枢、足三里などの刺激で胃排出能や腸管の蠕動が整い、膨満・悪心の閾値が上がる。
  • 胸部圧迫の解放
    膻中、内関、神門、列欠などで胸郭の緊張・呼吸の浅さを緩め、過呼吸傾向と胸部違和感を鎮める。
  • 情動ストレスの緩和
    神門、百会、太衝などで過覚醒を落とし、「来るかも」という予期不安の立ち上がりを鈍化。

エビデンス含めた内容

  • 自律神経指標の改善
    鍼刺激後に心拍変動(HRV)の副交感指標が上昇する報告があり、過覚醒の鎮静と消化機能の回復を促します。
  • 機能性頭痛・不眠の改善傾向
    緊張型頭痛・不眠症に対する鍼灸の臨床研究では、痛み頻度・入眠困難・中途覚醒の改善が示され、交感神経過活動の緩和が示唆されます。
  • 消化器機能の整調
    中脘・足三里などの経穴刺激が胃排出能、悪心、膨満感の軽減に寄与した臨床報告があり、食後症状の閾値を上げる可能性。

患者様の体験談(約4カ月の鍼灸治療後)
食事のたびに不安が強まりましたが、今では落ち着いて食事を楽しめるようになり、外食も怖くなくなりました。

大和市|50代|男性
動悸・吐き気・パニック障害・機能性ディスペプシア・睡眠障害・会食恐怖症・吞気症

仕事が忙しくなった2年前くらいから食後に強い動悸と吐き気に悩まされてきました。食事をすると心臓がバクバクして胸が詰まるように苦しくなり、吐き気が込み上げてきて、外食や人前での食事が怖くなっていました。病院で検査を受けても『異常なし』と言われ、薬を試しても一時的に楽になるだけで根本的な改善にはつながりませんでした。次第に『また発作が来るのでは』という不安が強まり、パニック障害や機能性ディスペプシアと診断されました。そんなときに正鍼灸院の清水先生を知り、思い切って鍼灸治療を始めました。約4か月間、週1回のペースで治療を続けた結果、食後の動悸は明らかに減り、吐き気も軽くなりました。以前は食事のたびに不安が強まりましたが、今では落ち着いて食事を楽しめるようになり、外食も怖くなくなりました。夜も眠れるようになり、日常生活が大きく改善しました。清水先生は毎回丁寧に症状を聞いてくださり、体質や生活習慣に合わせた施術をしていただけるので安心して通えました。いつもありがとうございます。

食後の動悸やお腹の張り、胃腸の不調が良くなりました!

40代|男性
動悸・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群・腹部膨満感

2年ほど前から、夜になると急に動悸や目眩、吐き気、頻脈、不安感などか起きてくるようになり、いろいろ検査を受けてみたもののどこも悪いところがなく、最終的に心療内科で自律神経失調症と診断されました。
とはいえ、心の問題なんて気合いでどうにかなるだろうと思っていたものの、起きる頻度も悪化する一方で不眠症にもなってきたところ、たまたまYou Tubeで流れてきたものを見て、通院を始めました。
毎週 鍼治療を行っていくと、少しすつ症状の発生頻度が下がってきて、明らかに少しずつ症状が起きるラインが上がってきているのが実感できました。
鍼治療を続けて2,3ヶ月もたつと、頻度と症状の種類が少しづつ減っていき、いろいろ起きていて何が起きているのか自分でよくわからなかった体調不良が、胃もたれや膨満感、吐き気などの気持ち悪さだと特定できてきて、何に気をつけないといけないのかが分かってきました。
現在は胃腸の薬と合わせて、体調がまた悪くならないように定期的に鍼治療に訪れています。
また、体調を戻すために何でもしようという気持ちがありましたので、20年吸っていたタバコを治療に合わせて禁煙もはじめてみたところ、薬もなしに無事半年続けられています。

食後に起こる動悸と吐き気を東洋医学視点で解説|鍼灸の効果

東洋医学では心身一如といい、心と体は繋がっていると考えます。ストレスや寒暖差、疲労などにより気血の通り道の経絡に滞りが発生します。
経絡の滞りが起こることで連絡している臓腑に影響を及ぼし、五臓六腑の機能のバランスが乱れることで様々な不調が出現すると考えられています。臓腑に繋がる経絡に対して鍼灸を施すことで、気血のの循環を整え、臓腑の状態を正常に整えていきます。

原因不明の症状でも東洋医学では説明がつく

病院の検査では異常がみられず、説明できない不調は東洋医学の考えでは説明がつく事がほとんどです。臓腑の機能、経絡の流れ、気血の巡り、寒熱の有無などを調べ、不調が出ている体質を改善するように治療していきます。

そのような身体の機能の失調による不調には東洋医学の鍼灸治療が非常に有効になってきます。
病院では原因不明、具体的で根本的な治療が無くて困っているという方はぜひ一度ご相談ください。

食後に起こる動悸と吐き気を西洋医学視点で解説|鍼灸の効果

身体の緊張を緩和し副交感神経を高める

首や背中の筋肉にコリや緊張があると、自然と交感神経が優位になり、リラックスできない状態が作られます。
姿勢によって自律神経の活動が変化する事が分かっており、立っていれば交感神経が、寝ていれば副交感神経が優位になりますので、立っている時に関わる背中や首の筋肉が緊張している状態は交感神経が優位になりやすくなってしまいます。
鍼灸でそれらのコリや緊張を解消する事で自律神経のリズムを整え、身体の回復力を高めます。

セロトニンの分泌を増加させる

手足に鍼灸刺激を加えるとその刺激が脳幹に伝わりセロトニンの分泌を促します。
それを上脊髄反射といい、副交感神経を優位に働かせる事ができます。セロトニンの分泌を増やすことは痛みを感じにくくさせる鎮痛の効果にも繋がるので精神的な安定以外にも様々な身体症状に効果が期待できます。
セロトニンは脳内のホルモン分泌を統合し調整する役割もあるので、鍼灸によって分泌を促進させるのは症状を治す上で非常に重要です。

睡眠の質を向上させる

改善する上で重要な睡眠も鍼灸で改善する事が可能です。
眠れているけど疲れが取れないという場合は睡眠が浅い可能性があります。
浅い睡眠とはレム睡眠のことを指し、脳が覚醒し夢を見ている状態です。その状態が長く続くと疲労が取れず、次の日に持ち越します。
副交感神経の働きを高め、ノンレム睡眠の比率を高めることで、深い睡眠をとれるようになっていきます。睡眠の質が向上する事でストレスや疲労に対しての耐性が高まり症状が出ない身体が作れていきます。

当院が選ばれる理由

5万件以上の圧倒的な症例数

自律神経の不調をはじめ肩こり、腰痛、外傷など様々な不調の治療実績を情報発信していく事で全国各地から患者様がご来院いただいております。

一般的に認知度が低い疾患でも全国各地からご来院いただいておりますので治療実績は豊富です。多くの患者様を見てきましたので症状の治り方、治し方を熟知しております。

遠方に住んでおり定期的に通うのが難しい場合でも、その方に合った最適な治療計画(月1回や2日連続での治療など)を提案し、セルフケア指導などで症状を改善に導いております。
「遠くて通えない」という方でも、諦めずまずは問い合わせてみてください。

鍼灸業界でも数少ない経絡治療を行っている

年々東洋医学の治療ができる鍼灸師が減少してきており、現在は鍼灸院全体の1~2割程度しかないと言われております。

その為、筋肉のコリや痛みに対応できる鍼灸院はあっても、自律神経や内臓の不調に対する治療ができる鍼灸院は少なくなっています。
当院は数少ない東洋医学の治療を行っている鍼灸院です。

不安・パニック障害の治療が得意な鍼灸院としての知識と経験

自律神経の不調の中でも不安による不調とパニック障害の治療が得意な鍼灸院です。

これまで多くの不安障害やパニック障害の患者さんを治療してきた知識と経験が違います。
長年YouTubeで不安について発信している為、症状発生のメカニズムから治り方、対処法やセルフケアまで多くを熟知しており、臨床現場でも様々なかたちで活かしております。

体の機能を根本的に変えることができる

鍼灸治療は自律神経や免疫に作用するので体の機能が根本的に改善し、睡眠の質が向上していきます。自然治癒力を高めることで薬を使わずに症状を治していく事が可能です。

当院の鍼灸施術は心地よく優しい刺激で行う事で副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせ、脳や身体の過剰な緊張を取り除くことで自律神経の乱れを解消します。
施術中に眠ってしまうほどの優しい刺激ですので初めての方でも安心して受けられます。

再発しない健康な体を維持できる

症状が出る要因は様々ですが、ストレスや疲労が一定以上蓄積されると症状が出現するというのが特徴でもあります。
つまり、仕事や家事で疲れた時は症状が出やすくなるし、ストレスを感じたり、嫌なことがあれば症状が出てくるという事です。

そして、一度症状が出現すると、症状が出現するボーダーライン(閾値)が下がってしまいますが、鍼灸治療の適度な刺激はそれらのボーダーライン(閾値)を上げることができ、再発しない身体づくりが可能です。

多くの患者様にお喜びの声を頂いております

清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です

30代|女性
全般性不安障害・息苦しさ・胸の不快感
・首肩コリ

精神科で全般性不安障害と診断されており、ひどい不安感と原因不明の胸の不快感、息苦しさが24時間ずっと治らず辛い毎日でわんわん泣き、ひどい状態でした。藁にもすがる思いで貴院を見つけ予約を入れて施術していただきました。徐々に精神面も安定し、あんなに辛く一生治らないのではないかと思っていた症状が4か月程通院し続けた結果、今ではほぼ無くなりました。通院の度に、それ以外の身体の不調も親身に聞いてくださり施術していただくと、調子が良くなっていくのがとても実感できています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です。今後も定期的に通院させて頂きます。本当にありがとうございます。

食後の動悸やお腹の張り、胃腸の不調が良くなりました!

40代|男性
動悸・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群・腹部膨満感

2年ほど前から、夜になると急に動悸や目眩、吐き気、頻脈、不安感などか起きてくるようになり、いろいろ検査を受けてみたもののどこも悪いところがなく、最終的に心療内科で自律神経失調症と診断されました。
とはいえ、心の問題なんて気合いでどうにかなるだろうと思っていたものの、起きる頻度も悪化する一方で不眠症にもなってきたところ、たまたまYou Tubeで流れてきたものを見て、通院を始めました。
毎週 鍼治療を行っていくと、少しすつ症状の発生頻度が下がってきて、明らかに少しずつ症状が起きるラインが上がってきているのが実感できました。
鍼治療を続けて2,3ヶ月もたつと、頻度と症状の種類が少しづつ減っていき、いろいろ起きていて何が起きているのか自分でよくわからなかった体調不良が、胃もたれや膨満感、吐き気などの気持ち悪さだと特定できてきて、何に気をつけないといけないのかが分かってきました。
現在は胃腸の薬と合わせて、体調がまた悪くならないように定期的に鍼治療に訪れています。
また、体調を戻すために何でもしようという気持ちがありましたので、20年吸っていたタバコを治療に合わせて禁煙もはじめてみたところ、薬もなしに無事半年続けられています。

コロナ後遺症のブレインフォグが回復しています!

20代|男性
コロナ後遺症・ブレインフォグ・首肩コリ

2~3年にわたり頭の不具合、ブレインフォグが続いていたため、当院で診て頂きました。身体の状態をいつも的確に調べて頂いた上で、論理的に丁寧な説明で治療方針を説明頂き感謝です。また、その場での施術だけでなく、日々の生活おアドバイスもしていただけて有難いです。おかげさまで自身の身体の状態も日々、回復傾向で良くなっています。いつもありがとうございます。

更年期による動悸、息苦しさ、不眠、肩こりが改善されました!

50代|女性
更年期・動悸・息苦しさ・睡眠障害・首肩コリ

更年期により(動悸、息苦しさ、不眠、肩こり)薬での治療は避けたかったので、初めて鍼灸院を受診しました。週に1度、2か月通い症状がほぼ改善されました。来院の度に体調に合わせて鍼の場所や打ち方を変え施術していただきました。日に日に改善されていくのを実感しました。とても感謝しております。今後も不調を感じた際はお願いしたいです。

ひどい頭痛と耳鳴り、吐き気で藁にもすがる思いでしたが、気が付くと治っていました!

40代|女性
頭痛・耳鳴り・吐き気・めまい・首肩コリ

ひどい頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りでMRIやCT、耳鼻科でも異常ナシ、痛み止めや点滴も効かず会社もお休みが続き1か月も辛い状態でした。毎日辛いし、困っていたところ、藁にもすがる気持ちで来てみました。2回目以降からめまい、耳鳴りがあまりしなくなり、通うたびに頭痛も無くなってきました。鍼は怖かったですが、最初にどんな治療をしていくか、料金の説明などがあり安心できました。施術中も色々なお話をして楽しかったです。婦人科にも通い漢方を出してもらい婦人科の先生に効果が出ているから鍼灸院通えるなら続けた方が良いと言われました。2週に1度通う、となったあたりで次に予約を入れようとしたら頭が痛くないと気が付き治っていました。最初の頃は2か月も頭痛が毎日だったので、もう普通の生活に戻れないんじゃないかと不安でしたし気休めになればと思っていたのですが、予想をはるかに超えて確実に効いていたので驚きました。

自律神経症状で悩んでいる人には是非お勧めします!1か月程度かなり改善!

50代|女性
頭痛・肩こり・ホットフラッシュ

3か月ほど前からお世話になっています。春先から頭痛や肩こり、ホットフラッシュに悩まされていました。丁寧な問診の後に安心して施術を受けることができ、1か月程度でかなり改善されました。その後も体調に合わせて丁寧に施術していただいてます。こてからも定期的に通って引き続き体調を整えていきたと思います。自律神経症状に悩んでいる方にはぜひおすすめします。

ぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています!

30代|女性
腰痛・坐骨神経痛

腰痛の治療でお世話になっております。前までは仕事でいつも腰に負担がかかるため「またぎっくり腰になったらどうしよう」と思っていましたが、こちらに定期的にお世話になってからはぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています。これからもよろしくお願いします。

コロナの嗅覚障害、味覚障害が一発で治りました!

30代|女性
コロナ後遺症・味覚障害・嗅覚障害・上咽頭炎

コロナ後遺症で味覚障害になってしまい、何を食べても味と匂いがしない状況に絶望していました。何とか調べてみると清水先生がヒットし藁にもすがる思いで行きました。治療を終えた瞬間にまず嗅覚が復活しているのに気づき、すぐ食事をしに行きました。久しぶりに味を感じ、感動したのを今でも覚えています。まさか一発で治していただけるとは、、。そこから清水先生にはお世話になっていて、偏頭痛がしている時も鍼をしていただくと、ほぼ痛みが消えて薬要らずです!とにかく親身になって話を聞いてくださるし、物腰柔らかなので緊張せず治療を受けられます。いつもありがとうございます!

動悸や不安感が解消され無事に仕事ができるようになりました!

30代|男性
不安感・動悸・パニック障害

仕事のストレスと通勤時の満員電車でパニック障害になりました。毎朝、強い動悸と不安感に悩んで心療内科に通院していました。薬の服用で症状は抑えられてはいましたが、なかなか治らず悩んでいたところ、こちらを知り治療を受けに伺いました。今では悩んでいた動悸や不安感も解消され無事に仕事ができるようになりました。親身になって治療してくださりありがとうございます。

自律神経が関わる原因不明の症状は治ります|患者さんとの対談動画

食後に起こる動悸と吐き気の鍼灸は何回で効果が出る?治療期間の解説

個人差はありますが、当院での鍼灸治療によって症状が改善するおおよその治療回数は8回前後です。
8回前後の施術を受けると調子が良い状態で安定してくることが多いです。
ですが、生活環境や生活習慣、心理的なストレスなどが関係する為、それらに影響され症状の波が出現しますので、人によって差はあります。
それらを加味した上で大体の人が8回前後の施術を受けると効果を実感してきます。

食後に起こる動悸と吐き気の鍼灸治療の推奨ペース

症状が辛い場合、治療の初期段階では週1~2回のペースで治療し、症状が安定してきたら週1~2週に1回のペースで治療の間隔を空けていきます。
毎日受ければその分早く治るのかというとそうではありません体質の変化によって機能が失われている状態ですので、症状が出ない元の体質に戻していくには一定の時間が必要になります。当院の治療の回数を加味すると2~3か月程の治療期間で症状が安定してくる方が多いです。(もちろん個人差はあります)

具体的な解決策(食べ方・呼吸・セルフケア・再発予防)

食べ方を気を付ける

食後の動悸や吐き気を予防するためには、食べ方の工夫が大切です。
まず、量と速度の最適化として、皿を小さくし一口の量を半分に抑え、最低でも20回は咀嚼するように心がけましょう。食事の最初の10分間は会話よりも咀嚼を優先することで、胃腸への負担を軽減できます。

次に、糖質の摂取順序を工夫することも重要です。野菜やタンパク質を先に食べ、その後に主食を摂ることで血糖値の急上昇を防ぎ、食後の不快感を緩和できます。甘い飲料は食後すぐではなく、30分以降に摂るようにすると血糖スパイクを抑えられます。

さらに、温度や刺激の管理も欠かせません。極端に熱い料理や辛いもの、脂っこい料理は控え、常温の水や白湯を取り入れることで胃腸を落ち着かせることができます。

呼吸・姿勢を改善する

食後の動悸や吐き気を予防するためには、食事の前後に呼吸や姿勢を整えることが効果的です。
まず食前3分は、鼻から4秒吸って2秒止め、口から6秒吐く呼吸を10回繰り返します。このとき肩を下げ、みぞおちをゆるめることで副交感神経が優位になり、消化の準備が整います。

次に食後3分は、胸を開くストレッチを行います。両肘を後方に引きながら鼻呼吸を8回繰り返し、げっぷや逆流感がある場合は前屈せず軽く胸を開く姿勢をとると胃への負担が軽減されます。

さらに座位姿勢も重要で、胸骨をわずかに前上に保ち、みぞおちを柔らかくして腹部を締めすぎないようにすることで、消化器への圧迫を防ぎます。

行動と認知のクセを変えていく

食後の動悸や吐き気に伴う不安を軽減するためには、心の持ち方や行動の工夫も重要です。まず、安全行動の棚卸しを行いましょう。常備薬の携帯や逃げ道の確認などは安心につながりますが、過度に依存すると「食事=危険」という連想を強めてしまうため、ほどほどに抑えることが大切です。

次に、波の見取り図を作ることです。食後の体感を0〜10のスケールで10分刻みに記録し、症状のピークが必ず上がって必ず下がることを体験的に理解することで、不安が和らぎます。

そして最後に、「来てもいい」を練習することです。発作を完全にゼロにするのではなく、来ても流せるからだを育てる意識を持つことで、症状への恐怖心が減ります。鍼灸治療後の体感の軽さを「根拠のある自信」として積み重ねることで、心身の安定につながります。

その場でできるセルフツボ押し(各30〜60秒)

  • 内関(手首内側)
    吐き気・胸のざわつきを鎮める。弱い圧で円を描く。
  • 膻中(胸中央)
    詰まり感を解く。指の腹で浅くタップ。
  • 中脘(みぞおち)
    胃の張りを鎮める。痛気持ちいい程度の圧。
  • 神門(手首小指側)
    予期不安・過覚醒のクールダウン。

食後に起こる動悸と吐き気の体験談|鍼灸で治ったブログ

鍼灸治療をした結果、沢山のお喜びの声を頂いております。下記の画像をクリックしてください。

食後に起こる動悸と吐き気に対して東京の町田で鍼灸施術しています

当院は東京の町田駅徒歩4分の場所で施術をしています。自律神経の不調と痛みに特化した施術で様々な不調を改善に導いています。
横浜、小田原方面、八王子、東京、世田谷方面にお住いの方も多くご来院頂いております。
症状でお困りの方は下記のLINEからぜひ一度お問い合わせください。

Flow

丁寧な説明と施術を行います
施術の流れ


01

ご来院前にWEBの問診票をご記入して頂きます

どのような不調でお悩みですか?

事前に問診票をご記入いただくことで、身体の状態を正確に把握しやすくなり、施術の精度が上がります。
→ 問診票記入ページ

WEB問診票

02

問診票を基にカウンセリングを行います

丁寧にお体の状態をお聞きします

ご記入いただいた問診票を基に不調やお辛い症状をお聞きいたします。
どんな些細なことでも構いませんので不安な事やお悩みをお聞かせください。

カウンセリング

03

徒手検査や触診、脈診、自律神経の状態を調べます

不調の原因を探します

不調が出ている原因を探るための徒手検査、触診、脈診、パルスオキシメーター(酸素飽和度、脈拍)など様々な検査を行います。
身体の状態を分かりやすく説明し、どんな施術をしていくか、しっかりとご説明します。

不調の原因を探す

04

鍼灸施術

最適な治療を毎回行います

初めての方でも安心して受けられる「優しく低刺激な鍼治療」です。
毎回、身体の状態は変化する為、その都度治療のポイントは変化します。ですが、しっかりと最適な治療をご提供いたします。

最適な治療を毎回行います

05

完治までの計画と過ごし方のご説明

丁寧にご説明します

患者様の症状に沿った適切な来院ペースをお伝えし、治す為の過ごし方などを詳しくご説明します。
その後、お会計をし、次回のご予約をお取りいただけます。

丁寧な説明

06

LINEチャットでアフターフォロー

24時間ご対応できます

症状に対する不安や疑問などがあればチャットでご対応できますのでご安心ください。
どんな些細な事でも結構です。
不安を無くすことが症状改善への近道となります。

LINEチャット

Access

アクセス


神奈川県相模原市南区上鶴間本町3丁目10‐17 エムアールビル405号室

JR横浜線「町田」駅徒歩3分・小田急線「町田」駅より徒歩7分

※お車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

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完全予約制
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施術中は電話に出られません。
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※最終受付 19:00