食事の量が減ったわけでもないのに、少し食べただけで胃が重い。朝から胃がつかえて食欲がわかない。検査では「異常なし」と言われても、日々の生活に支障をきたす──そんな症状に悩む人が増えています。
これらの原因の多くは 「機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia)」 と呼ばれる、胃の働きそのものが低下する状態にあります。ストレス、自律神経の乱れ、胃の知覚過敏などが複雑に関わり、症状が慢性化しやすいことが特徴です。
本記事では、機能性ディスペプシアが起こる生理学的メカニズム、胃もたれ・早期満腹感・食欲不振が続く理由をわかりやすく解説し、悪循環を断ち切るための生活改善・メンタルケア・体質改善のポイントを丁寧にまとめています。
「なぜ胃もたれが続くのか」「どうすれば根本的に良くなるのか」を知りたい方にとって、改善への道筋が見える内容になっています。
当院は「パニック障害」と「自律神経の不調」専門の鍼灸院です。
本記事は自律神経の不調について豊富な臨床と経験を積んだ鍼灸師の清水が作成しています。
「不安やそれに伴う不調」「動悸」「めまい」「発汗障害」「不眠」「喉の詰まり(ヒステリー球)」「更年期障害」など病院では原因不明とされている不調を抱えている人が全国各地からご来院頂いております。
パニック障害や自律神経の不調でお困りであれば、当院へご相談ください。
機能性ディスペプシア(FD)とは何か──胃もたれ・食欲不振が続く本当の理由

症状があるのに原因が見つからない「つらさ」の正体
機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia)は、胃痛・胃もたれ・食欲不振が続いているにもかかわらず、内視鏡検査では異常が確認されない機能的な胃腸障害です。「異常なし」と言われても症状が強く、本人のつらさと検査結果が一致しません。
その理由は、FDが 消化管の動きや知覚が乱れる“機能的な問題“ によって起こるためです。
食べ物を送り出す胃排出能が落ちていたり、わずかな刺激にも胃が敏感に反応する知覚過敏が生じたり、自律神経が乱れて胃腸のリズムが不安定になったりと、複数の要因が複雑に絡み合っています。
患者の多くが「説明できない重だるさ」「少量でお腹が張る」「食べたいのに食べられない」と訴えますが、検査では見える異常がないため周囲に理解されにくく、精神的にも追い詰められやすいのが特徴です。
FDは“気のせい”ではなく、医学的に認められた疾患であり、生活の質を大きく損なう問題だという認識が必要です。
日本で増え続けるFDの社会的背景と生活習慣の変化
日本ではFDの訴えが年々増加しています。その背景には、現代人の生活リズムとストレス環境が密接に関係しています。
特に問題とされるのは、心理的なストレスをはじめ、長時間座りっぱなしの生活、デスクワークによる猫背姿勢、スマホの多用による呼吸の浅さと首肩の緊張です。これらは胃を物理的に圧迫し、蠕動運動を弱めてしまいます。また、夜遅い食事、早食い、コンビニ・外食中心の脂質過多の食生活は、胃に大きな負担を与えます。
さらに日本人特有の真面目さや責任感の強さから、ストレスによって交感神経が過度に優位になりやすいと言われています。すると胃腸への血流が低下し、消化機能が低下。結果としてFDが成立しやすくなります。
こうした背景を理解すると、FDが“現代病”であり、生活のどこに改善のヒントが隠れているかが明確になります。
胃もたれ・食欲不振が起こるメカニズム──身体の中で何が起こっているのか

胃の動きが鈍る「胃排出遅延」のメカニズム
機能性ディスペプシアの大半に見られるのが胃排出遅延です。本来であれば、胃はリズミカルな運動を続けながら食物を小腸へ送り出します。しかしFDでは、この動きが極端に弱くなったり、不規則になったりするため、食べ物が胃に滞留します。
その結果下記のような症状が現れます。
- 食後すぐお腹がいっぱいになる
- 胃がずっと重い
- 少量でも胃が張る
- 朝食べられない
胃排出遅延はストレスや自律神経の乱れ、姿勢不良、横隔膜の緊張、睡眠不足など、さまざまな原因が関係しています。
特に交感神経が優位になると、消化管の動きが抑制され、胃の筋肉が収縮しづらくなるため、食べても動かない“停滞した状態”が続いてしまうのです。
知覚過敏による不快感の増幅と自律神経との関係
胃排出遅延と並んで重要なのが、胃の知覚過敏です。これは胃の壁にある神経が過敏化し、通常の人なら気にならない程度の刺激にも痛みや不快感を感じてしまう状態のことです。
胃が張る、チクチクする、ムカムカする、重苦しい…。こうした不快感は、物理的な問題だけでなく、脳の感覚処理との相互作用によって生じています。ストレスが続くと、脳の扁桃体や前頭前皮質の働きが変化し、痛みや違和感を敏感にキャッチしやすくなります。
特にFDでは、自律神経の乱れが神経過敏をさらに悪化させるため、「胃が張る → 不快感 → さらに緊張 → 胃が動かなくなる」という悪循環が生じ、症状が慢性化しやすいのです。
知覚過敏は“実際の刺激以上に大きく感じる”ため、症状に苦しむ本人ほど真剣に対策を取る必要があります。
機能性ディスペプシアが慢性化すると起こる身体と生活への影響

食べられない日が続いたときに身体はどう変わるのか
FDが長引くと、まず影響を受けるのが栄養状態です。食欲が低下し、十分に食べられない日が続くと、エネルギー不足による疲労感や、ビタミン・ミネラル不足による免疫低下が現れます。
また、胃もたれを避けるために食事量が減ると、胃酸が少なくなり、消化機能そのものがさらに弱まっていきます。胃は「使わないと衰える」臓器であり、長期間あまり食べない状態が続くと、さらに動かなくなるという悪循環を生みます。
体重が落ち、筋力が低下し、日中の集中力が低くなったり、疲れやすくなったりするケースも少なくありません。FDは単なる胃のトラブルに留まらず、生活全体のパフォーマンスを低下させる疾患なのです。
メンタル面の影響と悪循環の強化
症状が続くと精神面にも影響が出てきます。「今日も食べられない」「また胃が重くなるのでは」という予期不安が強まり、自律神経が乱れ、消化機能がさらに低下するという悪循環に陥ります。
特に朝はストレスホルモンが高まりやすく、胃腸の働きが鈍い時間帯です。そのため、「朝だけ食べられない」というFD特有の症状が出やすくなります。
こうした“症状のパターン”が固定されると、ますます治りにくくなります。
胃の症状が続くと睡眠の質も低下し、疲れが取れなくなり、それがまた食欲不振を招くという悪循環が生じます。
FDの改善には、身体と同時に心の緊張を解き、ストレスの負荷を軽減することが必要不可欠です。
なぜ現代人はFDになりやすいのか──生活習慣に潜む見落としがちな要因

食生活の乱れが胃のリズムに与える影響
現代の日本人は、胃に負担がかかる食生活を当たり前のように送っています。
夜遅い時間の食事、早食い、炭水化物・脂質中心の食事、コンビニや外食の頻度の高さ。どれも胃にとっては大きなストレスです。
特に“早食い”はFDを悪化させる最大要因のひとつです。噛む回数が少ないと、胃に大きな固形物が急に押し寄せ、蠕動運動を一気に乱します。また、夜遅い食事は胃の活動時間と合わず、消化が遅くなるうえ、翌朝の食欲低下につながります。
近年の研究でも、食生活が不規則な人ほどFDリスクが高まることが指摘されており、食のリズムを整えることが改善の第一歩となります。
姿勢不良・横隔膜の硬さ・睡眠不足が招く機能低下
座りっぱなしの仕事、スマホ操作による猫背姿勢。これらは胃を物理的に圧迫し、消化機能を確実に低下させます。姿勢が悪いと横隔膜にも負担がかかり、呼吸が浅くなって自律神経のバランスが崩れます。
呼吸が浅い状態は、交感神経が優位になり、胃腸の動きがストップしやすい状態でもあります。
睡眠不足も同様に、胃腸の修復の時間を奪い、慢性的な疲労が続くことでFDが悪化します。
姿勢・呼吸・睡眠は軽視されがちですが、改善効果が非常に大きい要素であり、FDに悩む人ほど優先的に整えるべきポイントです。
機能性ディスペプシア・胃もたれ・食欲不振に有効な鍼灸治療──エビデンスが示す確かな改善効果

鍼灸が胃腸機能を整える仕組みと科学的根拠
近年、鍼灸は機能性ディスペプシアの有効な治療法として世界的に注目されています。
研究では、鍼刺激が迷走神経を活性化し、胃の蠕動運動を改善することが確認されています。これにより、胃排出遅延が改善し、食後の重さ・胃もたれ・早期満腹感が軽減されます。
また、鍼灸は胃の知覚過敏を下げ、不快感を感じやすい神経の働きを正常化する作用もあります。脳の痛み処理に関わる部位への影響が確認されており、痛みや張りの感覚が落ち着くことで、日常的な不快感が減っていきます。
心拍変動(HRV)を用いた研究でも、鍼灸が自律神経のバランスを整え、交感神経の緊張を和らげて副交感神経を高めることが証明されており、胃腸の“休息モード”を作りやすくする効果が示されています。
臨床研究と実際の現場が示す改善例
中国や韓国、欧米で行われた複数の臨床研究では、FD患者に鍼灸を施したところ、胃排出能の改善、症状スコアの減少、QOL(生活の質)の向上が見られています。日本の臨床現場でも、
- 朝食が食べられるようになった
- 食後の重さが軽減した
- 体重が安定した
- 不安感が減り、日常生活が送りやすくなった
など、多くの改善報告が上がっています。
鍼灸は薬では届きにくい「自律神経の調整」「胃腸の機能回復」「神経過敏の緩和」を同時にアプローチできるため、FDの根本改善につながりやすいのが特徴です。
患者様の体験談(約2カ月の鍼灸治療後)
食後の動悸やお腹の張り、胃腸の不調が良くなりました!

40代|男性
動悸・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群・腹部膨満感
2年ほど前から、夜になると急に動悸や目眩、吐き気、頻脈、不安感などか起きてくるようになり、いろいろ検査を受けてみたもののどこも悪いところがなく、最終的に心療内科で自律神経失調症と診断されました。
とはいえ、心の問題なんて気合いでどうにかなるだろうと思っていたものの、起きる頻度も悪化する一方で不眠症にもなってきたところ、たまたまYou Tubeで流れてきたものを見て、通院を始めました。
毎週 鍼治療を行っていくと、少しすつ症状の発生頻度が下がってきて、明らかに少しずつ症状が起きるラインが上がってきているのが実感できました。
鍼治療を続けて2,3ヶ月もたつと、頻度と症状の種類が少しづつ減っていき、いろいろ起きていて何が起きているのか自分でよくわからなかった体調不良が、胃もたれや膨満感、吐き気などの気持ち悪さだと特定できてきて、何に気をつけないといけないのかが分かってきました。
現在は胃腸の薬と合わせて、体調がまた悪くならないように定期的に鍼治療に訪れています。
また、体調を戻すために何でもしようという気持ちがありましたので、20年吸っていたタバコを治療に合わせて禁煙もはじめてみたところ、薬もなしに無事半年続けられています。
機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振を東洋医学視点で解説|鍼灸の効果

東洋医学では心身一如といい、心と体は繋がっていると考えます。ストレスや寒暖差、疲労などにより気血の通り道の経絡に滞りが発生します。
経絡の滞りが起こることで連絡している臓腑に影響を及ぼし、五臓六腑の機能のバランスが乱れることで様々な不調が出現すると考えられています。臓腑に繋がる経絡に対して鍼灸を施すことで、気血のの循環を整え、臓腑の状態を正常に整えていきます。
原因不明の症状でも東洋医学では説明がつく
病院の検査では異常がみられず、説明できない不調は東洋医学の考えでは説明がつく事がほとんどです。臓腑の機能、経絡の流れ、気血の巡り、寒熱の有無などを調べ、不調が出ている体質を改善するように治療していきます。
そのような身体の機能の失調による不調には東洋医学の鍼灸治療が非常に有効になってきます。
病院では原因不明、具体的で根本的な治療が無くて困っているという方はぜひ一度ご相談ください。
機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振を西洋医学視点で解説|鍼灸の効果

身体の緊張を緩和し副交感神経を高める
首や背中の筋肉にコリや緊張があると、自然と交感神経が優位になり、リラックスできない状態が作られます。
姿勢によって自律神経の活動が変化する事が分かっており、立っていれば交感神経が、寝ていれば副交感神経が優位になりますので、立っている時に関わる背中や首の筋肉が緊張している状態は交感神経が優位になりやすくなってしまいます。
鍼灸でそれらのコリや緊張を解消する事で自律神経のリズムを整え、身体の回復力を高めます。
セロトニンの分泌を増加させる
手足に鍼灸刺激を加えるとその刺激が脳幹に伝わりセロトニンの分泌を促します。
それを上脊髄反射といい、副交感神経を優位に働かせる事ができます。セロトニンの分泌を増やすことは痛みを感じにくくさせる鎮痛の効果にも繋がるので精神的な安定以外にも様々な身体症状に効果が期待できます。
セロトニンは脳内のホルモン分泌を統合し調整する役割もあるので、鍼灸によって分泌を促進させるのは症状を治す上で非常に重要です。
睡眠の質を向上させる
改善する上で重要な睡眠も鍼灸で改善する事が可能です。
眠れているけど疲れが取れないという場合は睡眠が浅い可能性があります。
浅い睡眠とはレム睡眠のことを指し、脳が覚醒し夢を見ている状態です。その状態が長く続くと疲労が取れず、次の日に持ち越します。
副交感神経の働きを高め、ノンレム睡眠の比率を高めることで、深い睡眠をとれるようになっていきます。睡眠の質が向上する事でストレスや疲労に対しての耐性が高まり症状が出ない身体が作れていきます。
当院が選ばれる理由

5万件以上の圧倒的な症例数
自律神経の不調をはじめ肩こり、腰痛、外傷など様々な不調の治療実績を情報発信していく事で全国各地から患者様がご来院いただいております。
一般的に認知度が低い疾患でも全国各地からご来院いただいておりますので治療実績は豊富です。多くの患者様を見てきましたので症状の治り方、治し方を熟知しております。
遠方に住んでおり定期的に通うのが難しい場合でも、その方に合った最適な治療計画(月1回や2日連続での治療など)を提案し、セルフケア指導などで症状を改善に導いております。
「遠くて通えない」という方でも、諦めずまずは問い合わせてみてください。
鍼灸業界でも数少ない経絡治療を行っている
年々東洋医学の治療ができる鍼灸師が減少してきており、現在は鍼灸院全体の1~2割程度しかないと言われております。
その為、筋肉のコリや痛みに対応できる鍼灸院はあっても、自律神経や内臓の不調に対する治療ができる鍼灸院は少なくなっています。
当院は数少ない東洋医学の治療を行っている鍼灸院です。
不安・パニック障害の治療が得意な鍼灸院としての知識と経験
自律神経の不調の中でも不安による不調とパニック障害の治療が得意な鍼灸院です。
これまで多くの不安障害やパニック障害の患者さんを治療してきた知識と経験が違います。
長年YouTubeで不安について発信している為、症状発生のメカニズムから治り方、対処法やセルフケアまで多くを熟知しており、臨床現場でも様々なかたちで活かしております。
体の機能を根本的に変えることができる
鍼灸治療は自律神経や免疫に作用するので体の機能が根本的に改善し、睡眠の質が向上していきます。自然治癒力を高めることで薬を使わずに症状を治していく事が可能です。
当院の鍼灸施術は心地よく優しい刺激で行う事で副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせ、脳や身体の過剰な緊張を取り除くことで自律神経の乱れを解消します。
施術中に眠ってしまうほどの優しい刺激ですので初めての方でも安心して受けられます。
再発しない健康な体を維持できる
症状が出る要因は様々ですが、ストレスや疲労が一定以上蓄積されると症状が出現するというのが特徴でもあります。
つまり、仕事や家事で疲れた時は症状が出やすくなるし、ストレスを感じたり、嫌なことがあれば症状が出てくるという事です。
そして、一度症状が出現すると、症状が出現するボーダーライン(閾値)が下がってしまいますが、鍼灸治療の適度な刺激はそれらのボーダーライン(閾値)を上げることができ、再発しない身体づくりが可能です。
多くの患者様にお喜びの声を頂いております
清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です

30代|女性
全般性不安障害・息苦しさ・胸の不快感・首肩コリ
精神科で全般性不安障害と診断されており、ひどい不安感と原因不明の胸の不快感、息苦しさが24時間ずっと治らず辛い毎日でわんわん泣き、ひどい状態でした。藁にもすがる思いで貴院を見つけ予約を入れて施術していただきました。徐々に精神面も安定し、あんなに辛く一生治らないのではないかと思っていた症状が4か月程通院し続けた結果、今ではほぼ無くなりました。通院の度に、それ以外の身体の不調も親身に聞いてくださり施術していただくと、調子が良くなっていくのがとても実感できています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です。今後も定期的に通院させて頂きます。本当にありがとうございます。
食後の動悸やお腹の張り、胃腸の不調が良くなりました!

40代|男性
動悸・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群・腹部膨満感
2年ほど前から、夜になると急に動悸や目眩、吐き気、頻脈、不安感などか起きてくるようになり、いろいろ検査を受けてみたもののどこも悪いところがなく、最終的に心療内科で自律神経失調症と診断されました。
とはいえ、心の問題なんて気合いでどうにかなるだろうと思っていたものの、起きる頻度も悪化する一方で不眠症にもなってきたところ、たまたまYou Tubeで流れてきたものを見て、通院を始めました。
毎週 鍼治療を行っていくと、少しすつ症状の発生頻度が下がってきて、明らかに少しずつ症状が起きるラインが上がってきているのが実感できました。
鍼治療を続けて2,3ヶ月もたつと、頻度と症状の種類が少しづつ減っていき、いろいろ起きていて何が起きているのか自分でよくわからなかった体調不良が、胃もたれや膨満感、吐き気などの気持ち悪さだと特定できてきて、何に気をつけないといけないのかが分かってきました。
現在は胃腸の薬と合わせて、体調がまた悪くならないように定期的に鍼治療に訪れています。
また、体調を戻すために何でもしようという気持ちがありましたので、20年吸っていたタバコを治療に合わせて禁煙もはじめてみたところ、薬もなしに無事半年続けられています。
コロナ後遺症のブレインフォグが回復しています!

20代|男性
コロナ後遺症・ブレインフォグ・首肩コリ
2~3年にわたり頭の不具合、ブレインフォグが続いていたため、当院で診て頂きました。身体の状態をいつも的確に調べて頂いた上で、論理的に丁寧な説明で治療方針を説明頂き感謝です。また、その場での施術だけでなく、日々の生活おアドバイスもしていただけて有難いです。おかげさまで自身の身体の状態も日々、回復傾向で良くなっています。いつもありがとうございます。
更年期による動悸、息苦しさ、不眠、肩こりが改善されました!

50代|女性
更年期・動悸・息苦しさ・睡眠障害・首肩コリ
更年期により(動悸、息苦しさ、不眠、肩こり)薬での治療は避けたかったので、初めて鍼灸院を受診しました。週に1度、2か月通い症状がほぼ改善されました。来院の度に体調に合わせて鍼の場所や打ち方を変え施術していただきました。日に日に改善されていくのを実感しました。とても感謝しております。今後も不調を感じた際はお願いしたいです。
ひどい頭痛と耳鳴り、吐き気で藁にもすがる思いでしたが、気が付くと治っていました!

40代|女性
頭痛・耳鳴り・吐き気・めまい・首肩コリ
ひどい頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りでMRIやCT、耳鼻科でも異常ナシ、痛み止めや点滴も効かず会社もお休みが続き1か月も辛い状態でした。毎日辛いし、困っていたところ、藁にもすがる気持ちで来てみました。2回目以降からめまい、耳鳴りがあまりしなくなり、通うたびに頭痛も無くなってきました。鍼は怖かったですが、最初にどんな治療をしていくか、料金の説明などがあり安心できました。施術中も色々なお話をして楽しかったです。婦人科にも通い漢方を出してもらい婦人科の先生に効果が出ているから鍼灸院通えるなら続けた方が良いと言われました。2週に1度通う、となったあたりで次に予約を入れようとしたら頭が痛くないと気が付き治っていました。最初の頃は2か月も頭痛が毎日だったので、もう普通の生活に戻れないんじゃないかと不安でしたし気休めになればと思っていたのですが、予想をはるかに超えて確実に効いていたので驚きました。
自律神経症状で悩んでいる人には是非お勧めします!1か月程度かなり改善!

50代|女性
頭痛・肩こり・ホットフラッシュ
3か月ほど前からお世話になっています。春先から頭痛や肩こり、ホットフラッシュに悩まされていました。丁寧な問診の後に安心して施術を受けることができ、1か月程度でかなり改善されました。その後も体調に合わせて丁寧に施術していただいてます。こてからも定期的に通って引き続き体調を整えていきたと思います。自律神経症状に悩んでいる方にはぜひおすすめします。
ぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています!

30代|女性
腰痛・坐骨神経痛
腰痛の治療でお世話になっております。前までは仕事でいつも腰に負担がかかるため「またぎっくり腰になったらどうしよう」と思っていましたが、こちらに定期的にお世話になってからはぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています。これからもよろしくお願いします。
コロナの嗅覚障害、味覚障害が一発で治りました!

30代|女性
コロナ後遺症・味覚障害・嗅覚障害・上咽頭炎
コロナ後遺症で味覚障害になってしまい、何を食べても味と匂いがしない状況に絶望していました。何とか調べてみると清水先生がヒットし藁にもすがる思いで行きました。治療を終えた瞬間にまず嗅覚が復活しているのに気づき、すぐ食事をしに行きました。久しぶりに味を感じ、感動したのを今でも覚えています。まさか一発で治していただけるとは、、。そこから清水先生にはお世話になっていて、偏頭痛がしている時も鍼をしていただくと、ほぼ痛みが消えて薬要らずです!とにかく親身になって話を聞いてくださるし、物腰柔らかなので緊張せず治療を受けられます。いつもありがとうございます!
動悸や不安感が解消され無事に仕事ができるようになりました!

30代|男性
不安感・動悸・パニック障害
仕事のストレスと通勤時の満員電車でパニック障害になりました。毎朝、強い動悸と不安感に悩んで心療内科に通院していました。薬の服用で症状は抑えられてはいましたが、なかなか治らず悩んでいたところ、こちらを知り治療を受けに伺いました。今では悩んでいた動悸や不安感も解消され無事に仕事ができるようになりました。親身になって治療してくださりありがとうございます。
自律神経が関わる原因不明の症状は治ります|患者さんとの対談動画
機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振の鍼灸は何回で効果が出る?治療期間の解説

個人差はありますが、当院での鍼灸治療によって症状が改善するおおよその治療回数は8回前後です。
8回前後の施術を受けると調子が良い状態で安定してくることが多いです。
ですが、生活環境や生活習慣、心理的なストレスなどが関係する為、それらに影響され症状の波が出現しますので、人によって差はあります。
それらを加味した上で大体の人が8回前後の施術を受けると効果を実感してきます。
機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振の鍼灸治療の推奨ペース
症状が辛い場合、治療の初期段階では週1~2回のペースで治療し、症状が安定してきたら週1~2週に1回のペースで治療の間隔を空けていきます。
毎日受ければその分早く治るのかというとそうではありません体質の変化によって機能が失われている状態ですので、症状が出ない元の体質に戻していくには一定の時間が必要になります。当院の治療の回数を加味すると2~3か月程の治療期間で症状が安定してくる方が多いです。(もちろん個人差はあります)
機能性ディスペプシアを改善する生活習慣──今日からできる科学的なアプローチ

胃を疲れさせない食べ方とリズム作り
FD改善の基本は、胃に負担をかけない生活リズムを作ることです。
特に重要なのは食べ方で、同じ食事内容でも「食べ方」が違うだけで胃の負担が大きく変わります。
まず、早食いは避け、よく噛むこと。噛む回数が増えると胃への負担が軽減され、食べたものの消化がスムーズになります。
また、毎日食事時間がバラバラであると、胃のリズムが乱れ、空腹と満腹の切り替えがうまくできなくなります。
朝は白湯から始めることで胃腸のスイッチが入り、朝食が入りやすくなるケースも多く見られます。
さらに、揚げ物や脂質が多いものは消化に時間がかかるため、FDの症状が強い時期は控えるのが無難です。
自律神経を整え、胃腸の動きを回復させる方法
自律神経を整えるためには、呼吸・姿勢・ストレスマネジメントの3つが重要です。
まず、腹式呼吸をすることで横隔膜がゆるみ、胃への圧迫が減り、副交感神経が働きやすくなります。
これにより胃の動きがゆっくりと回復し、食べ物をスムーズに送り出せるようになります。
姿勢を改善することで、胃の位置が安定し、物理的な圧迫が減ります。猫背を続けると胃のスペースが縮まり、動きが弱くなるため、姿勢の見直しは必須です。
ストレスを軽減する習慣──散歩、軽い運動、趣味の時間など──を作ることも重要です。副交感神経が優位な時間を増やすことで、胃腸は確実に回復しやすくなります。
FDは「治す」というよりも、回復しやすい身体の環境を整えてあげることがカギになります。
機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振の体験談|鍼灸で治ったブログ
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機能性ディスペプシアによる胃もたれ・食欲不振に対して東京の町田で鍼灸施術しています
当院は東京の町田駅徒歩4分の場所で施術をしています。自律神経の不調と痛みに特化した施術で様々な不調を改善に導いています。
横浜、小田原方面、八王子、東京、世田谷方面にお住いの方も多くご来院頂いております。
症状でお困りの方は下記のLINEからぜひ一度お問い合わせください。








