「パニック発作の後、強い疲労感や倦怠感が長く続いてしまう」「発作が治まっても体が重く、仕事や日常生活に支障が出る」――そんな悩みを抱えていませんか。
実はこのパニック発作後の疲労感は、単なる体力消耗ではなく、自律神経の乱れやストレス反応が深く関係しています。
発作時に急激に交感神経が高まり、その後に反動として強い倦怠感が残ることがあります。さらに、睡眠不足や生活習慣の乱れが加わることで「疲れやすい体質」に変わってしまい、回復期間が長引くケースも少なくありません。
本記事では、パニック発作後の疲労感の原因とメカニズムをわかりやすく解説し、改善しにくい理由からセルフケア、生活習慣の見直し、そして鍼灸治療による効果まで詳しく紹介します。
当院は「パニック障害」と「自律神経の不調」専門の鍼灸院です。
本記事は自律神経の不調について豊富な臨床と経験を積んだ鍼灸師の清水が作成しています。
「不安やそれに伴う不調」「動悸」「めまい」「発汗障害」「不眠」「喉の詰まり(ヒステリー球)」「更年期障害」など病院では原因不明とされている不調を抱えている人が全国各地からご来院頂いております。
パニック障害や自律神経の不調でお困りであれば、当院へご相談ください。
パニック発作後の疲労感・倦怠感とは

パニック発作は、突然強烈な不安や恐怖とともに、動悸、息苦しさ、めまい、発汗、震え、胸痛、吐き気、現実感の喪失など多彩な身体症状が現れる現象です。
発作自体は数分から30分程度でピークを迎えますが、その後に「全身が鉛のように重い」「何もする気が起きない」「頭がぼーっとして集中できない」といった強い疲労感や倦怠感が長く残ることが少なくありません。
この「パニック発作の疲労感」「パニック発作後の倦怠感」は、単なる一時的な疲れではなく、日常生活や仕事、学業、対人関係にまで影響を及ぼす深刻な問題となり得ます。
特に「自律神経が乱れ疲れやすい」と感じる方は、発作後の回復が遅れやすく、慢性的な不調に悩まされることもあります。
パニック発作後の疲労感・倦怠感の主な症状

パニック発作後に現れる疲労感・倦怠感の主な症状は以下の通りです。
| 身体症状 | 精神症状 |
| 全身の重だるさ | 不安・イライラ |
| 休んでもとれない疲労感 | 集中力の低下 |
| 頭痛・頭重感 | 胸のあたりが焼けるように熱い感じ |
| めまい・立ちくらみ | 何もする気が起きない |
| 動悸・胸の苦しさ | 判断力・決断力の低下 |
| 肩こり・背中の痛み | 引きこもり傾向 |
| 手足の痺れ | 孤独感・疎外感 |
| 発汗・冷感 | 感情の鈍麻 |
| 食欲不振・胃腸の不調 | 睡眠障害(不眠・熟眠感の欠如) |
これらの症状は、発作直後だけでなく、数日〜数週間にわたって続くこともあり、慢性化すると「パニック障害の回復期間」が長引く要因となります。
パニック発作後の疲労感・倦怠感が生じる原因とメカニズム

交感神経の過剰興奮によるエネルギー消耗
パニック発作は「闘争・逃走反応」と呼ばれるストレス反応が極端に高まった状態です。交感神経が過剰に興奮し、心拍数や呼吸数の増加、筋肉の緊張、血管収縮、発汗、血糖値の上昇など、全身のエネルギー消費が一気に高まります。
発作が収まると、今度は副交感神経が働き始め、急激に身体の力が抜けて強い疲労感やだるさを感じやすくなります。発作が繰り返されると自律神経が疲れやすい状態になり、発作と後遺症共に出やすくなります。
過換気症候群(過呼吸)による細胞の酸素欠乏
パニック発作時には呼吸が浅く速くなり、過換気(過呼吸)状態に陥りやすくなります。
これにより体内の二酸化炭素(CO₂)が過剰に排出され、血液がアルカリ性に傾きます。
結果として、赤血球から細胞への酸素供給が低下し、特に脳や神経細胞が一時的な酸素不足(低酸素状態)に陥ります。
この「細胞の酸欠」は、発作後の強い疲労感・頭のぼんやり感・集中力低下の主因となります。
筋肉の緊張持続と呼吸筋の過使用
発作時の強い緊張で筋肉が硬直し、特に首・肩・背中・呼吸筋(横隔膜や肋間筋)に負担がかかります。これが持続すると、リラックスしにくくなり、肩こりや頭痛、全身のだるさが長引きます。筋肉の緊張が高まれば、その分、疲労が蓄積し疲労感や倦怠感も感じやすくなります。
低血糖状態によるエネルギー不足
交感神経の興奮で血糖値が一時的に上昇した後、発作後は逆に低血糖気味になりやすくなります。エネルギー源であるブドウ糖が不足すると、脳や筋肉の働きが低下し、強い疲労感や倦怠感が現れます。
低血糖の状態が慢性的に続くとストレスホルモン(コルチゾール)やアドレナリンなどのホルモン分泌を刺激してしまい、心身の興奮状態が続くようになってしまいます。
睡眠障害と慢性的なストレス
パニック障害の方は、発作や不安による睡眠障害(入眠困難・中途覚醒・熟睡感の欠如)を併発しやすく、十分な休息が取れないことで疲労が蓄積します。
就寝前や中途覚醒時、早朝覚醒時に不安や心配の思考が巡り脳が覚醒しやすくなってしまいます。その結果、身体の回復を妨げます。
持続的な不安・予期不安・回避行動
「また発作が起きるのでは」という予期不安や、発作を避けるための回避行動が続くと、心理的なストレスが慢性化し、心身のエネルギーが消耗しやすくなります。
常に交感神経が興奮して状態ですので、末梢の血管も収縮してしまい、血流循環が悪い状態が続きます。その結果、各細胞の回復を妨げ疲労や倦怠感を長引かせてしまいます。
パニック発作後の疲労感・倦怠感が自然に改善しにくい理由

自律神経のバランス回復に時間がかかる
パニック発作後は交感神経と副交感神経のバランスが大きく崩れています。自律神経の回復には個人差があり、数日〜数週間かかることも珍しくありません。
自律神経のリズムは一度乱れると、元の状態に戻るまでに時間がかかります。時差ぼけを修正する際に時間がかかるのと同じ原理です。
神経細胞や心筋細胞のダメージ
長期間のストレスや発作の繰り返しで、脳や心臓の神経細胞・心筋細胞に微細な炎症やダメージが残る場合があります。細胞のこれが「パニック障害の回復期間」を長引かせる一因です。細胞も繰り返し代謝され働くと疲弊し、疲労感を自覚しやすくなります。
中枢性感作(CSS)による慢性化
痛みや不快感、疲労などの刺激が繰り返されることで、脳や脊髄の中枢神経が過敏化し、通常なら感じない刺激でも強い疲労感やだるさとして認識されやすくなります。これを「中枢性感作」と呼びます。
脳過敏症候群のひとつとされており、微細な外的な刺激に反応し、心身が興奮してしまう状態です。それがパニック発作を繰り返し起こす原因にもなっています。
生活習慣の乱れ・セルフケア不足
睡眠・食事・運動・ストレス管理などの生活習慣が乱れていると、自律神経の回復が妨げられ、疲労感が慢性化しやすくなります。
身体の回復を早める為には自律神経のリズムを整える必要があり、自律神経のリズムを整えるには、生活のリズムを整える必要があります。そうする事で、自然と自律神経のバランスも元の状態に戻っていきます。
パニック発作後の疲労感・倦怠感を回復させるセルフケアと生活習慣

まずは現在の心身の状態をセルフチェックし、どの程度の疲労や自律神経の乱れがあるかを確認しましょう。
| 体の症状チェック | 心の症状チェック |
| □ 休んでも全身がだるい、疲労感が続いている | □ 不安感がおさまらずイライラする |
| □ 頭痛、頭が重い | □ どうしようもなく心が落ち込む |
| □ めまい、立ちくらみ | □ 集中が続かない |
| □ 動悸、胸が苦しく感じる | □ 何もする気が起きない |
| □ 肩こり、背中の痛み、腰痛 | □ 決断、判断に時間がかかる |
| □ 手足のしびれがある | □ 引きこもりがちになる |
| □ 汗をかきやすい | □ 常に力が入っている |
| □ よく眠れない、眠ってもスッキリしない | □ 感情が湧きにくくなる |
| □ 不整脈(脈がとぶ、一定のリズムでない) | □ 孤独や疎外感を感じる |
7個以上該当:早期に治療を行う必要あり
3〜6個:生活習慣の見直し+症状が続く場合は治療対象
3個未満:セルフケアで様子を見つつ、気になる症状があれば相談
疲労回復に効くセルフケア7選
- ストレッチ・軽い運動
首・肩・背中・腰などをゆっくり伸ばすストレッチや、ウォーキング・ヨガなどの軽い運動で血流を改善し、筋肉のこわばりをほぐす。 - 温冷交代浴
温かいお湯と冷水を交互に使うことで血管の拡張・収縮を促し、全身の血流を劇的に改善。足浴でも十分効果あり。 - ツボ押し
合谷(ごうこく)、足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)などのツボを指でゆっくり押すことで、全身の疲労回復や胃腸の調子を整える。 - 質の高い睡眠
室温18〜23℃、湿度50〜60%、暗く静かな環境、快適な寝具、規則正しい就寝・起床時間、就寝前のブルーライト回避、入浴やハーブティーでリラックス。 - 適切な栄養摂取
タンパク質(鶏肉・魚・豆腐・納豆)、ビタミンB群(玄米・レバー・バナナ)、ビタミンC(柑橘類・キウイ)、マグネシウム(ナッツ・海藻)、鉄分(赤身肉・ほうれん草)をバランスよく。 - マインドフルネス瞑想
呼吸に意識を向けて「今この瞬間」を観察することで、ストレスホルモンを減少させ、集中力やリラックス効果を高める。
これらのセルフケアは、日常生活に無理なく取り入れやすく、継続することで「パニック発作後の倦怠感」の軽減に大きく寄与します。
パニック発作の再発を防ぐ食事・栄養療法(低血糖対策と回復食)
パニック発作後は低血糖状態に陥りやすいため、血糖値の安定を意識した食事が重要です。
低血糖の状態になることで、自律神経の乱れを引き起こしたり、コルチゾールやアドレナリンなどのホルモンの分泌が行われ、パニック発作のような症状を誘発してしまいます。その為、パニック発作の再発を防ぐには血糖値のコントロールが必要不可欠です。
- 主食・主菜・副菜をバランスよく
糖質・タンパク質・脂質・食物繊維をセットで摂取し、血糖値の急上昇・急降下を防ぐ。 - 精製糖質は控えめに
白米より玄米、白パンより全粒粉パンなど、吸収が緩やかな炭水化物を選ぶ。 - 間食を上手に活用
ナッツ、ゆで卵、チーズ、ヨーグルトなど、血糖値を安定させる間食を4〜5時間おきに。 - ビタミンB群・マグネシウム・鉄分を積極的に
神経伝達物質やエネルギー代謝に不可欠な栄養素を意識的に摂取。 - 朝食を抜かない
午前中の血糖値安定と自律神経のリズム維持に役立つ。
低血糖症状(手足の震え、動悸、冷や汗、強い空腹感、集中力低下など)が出た場合は、ブドウ糖やオレンジジュースを少量摂取し、安静にして様子を見ましょう。
鍼灸治療の有効性と科学的根拠

鍼灸治療がパニック障害・疲労感に有効な理由
鍼灸は、身体の特定のツボに鍼や灸で刺激を与えることで、自律神経のバランス調整・血流改善・リラックス効果などをもたらし、パニック障害や発作後の疲労感・倦怠感の緩和に効果が期待されています。ストレスに対する抵抗力を高め、良質な睡眠をとることで身体の回復を促していきます。
- 自律神経調整:鍼刺激が視床下部や脳幹に作用し、交感神経の過剰興奮を抑え、副交感神経を活性化。心拍数・呼吸の安定、リラックス効果をもたらす。
- 神経伝達物質の分泌促進:セロトニンやエンドルフィンなどの分泌を促し、不安感や気分の不安定さを軽減。
- 血流改善:筋肉の緊張をほぐし、脳や全身への血流を促進。酸素・栄養供給を高め、疲労回復をサポート。
- ストレス軽減:内因性オピオイド(エンドルフィンなど)の分泌で幸福感・鎮痛効果をもたらし、コルチゾール(ストレスホルモン)の過剰分泌を抑制。
鍼灸治療の臨床研究・症例報告
- 症例1(全日本鍼灸学会誌):69歳女性、パニック症と診断され、呼吸困難感・不眠・下肢のほてりなど多彩な症状に対し、14回の鍼灸治療を実施。2診目以降から呼吸困難感・胸部絞扼感はほぼ消失。不眠や下肢症状も専門外来との連携で改善。鍼灸治療はパニック症に伴う症状の緩和に有効であり、適切な医療連携の重要性も示された。
- 症例2(日本臨床鍼灸学会誌):35歳女性、パニック障害と非定型うつを併発。頸肩部・腰部の筋緊張緩和、百会・内関・足三里・太衝などのツボに置鍼。治療を繰り返すことで身体症状の改善とともに心理社会的状態も好転。鍼灸治療は薬物療法やカウンセリングのみでは改善しにくい症状にも有効な選択肢となることが示唆された。
- 系統的レビュー・RCT(GADへの応用):全般性不安障害(GAD)患者を対象とした14件のRCTメタ解析では、鍼灸群は偽鍼群に比べてHAMA(Hamilton Anxiety Scale)・SAS(Self-rating Anxiety Scale)・GAD-7・PSQI(睡眠の質)などで有意な改善を示した。特に自己評価による不安・睡眠の質の改善は臨床的にも意味のあるレベルであり、副作用が少ない点も利点とされる。
患者様の体験談(約3カ月の鍼灸治療後)

数回通ううちに睡眠が深くなり、朝の目覚めが少し楽になったのを実感しました。

横浜市|30代|女性
パニック障害・疲労感・倦怠感・脳疲労
初めてパニック発作を経験した後から、強い疲労感と倦怠感が続くようになりました。発作そのものは薬で落ち着いても、体が重くて仕事に集中できず、休日も横になって過ごすことが多くなりました。『パニック発作後 倦怠感』で検索しても、はっきりした改善法が見つからず、半ば諦めていました。そんなとき、清水先生のYouTubeを見つけ鍼灸治療を試すことにしました。最初の施術では大きな変化は感じませんでしたが、数回通ううちに睡眠が深くなり、朝の目覚めが少し楽になったのを実感しました。通院を続けて4か月が経った頃には、発作後に残る疲労感がかなり軽減され、仕事中も以前より集中できるようになりました。先生から『鍼灸は自律神経を整え、ストレス反応を和らげる効果がある』と説明を受け、納得しました。今では、発作後の強い倦怠感に悩まされることがほとんどなくなり、生活の質が大きく改善しました。薬だけでは取り切れなかった自律神経の乱れによる疲労感が、鍼灸によって和らいだのは私にとって大きな希望です。今も月に1回のメンテナンスで通い、心身の安定を保っています。
パニック発作後の強い疲労感を東洋医学視点で解説|鍼灸の効果

東洋医学では心身一如といい、心と体は繋がっていると考えます。ストレスや寒暖差、疲労などにより気血の通り道の経絡に滞りが発生します。
経絡の滞りが起こることで連絡している臓腑に影響を及ぼし、五臓六腑の機能のバランスが乱れることで様々な不調が出現すると考えられています。臓腑に繋がる経絡に対して鍼灸を施すことで、気血のの循環を整え、臓腑の状態を正常に整えていきます。
原因不明の症状でも東洋医学では説明がつく
病院の検査では異常がみられず、説明できない不調は東洋医学の考えでは説明がつく事がほとんどです。臓腑の機能、経絡の流れ、気血の巡り、寒熱の有無などを調べ、不調が出ている体質を改善するように治療していきます。
そのような身体の機能の失調による不調には東洋医学の鍼灸治療が非常に有効になってきます。
病院では原因不明、具体的で根本的な治療が無くて困っているという方はぜひ一度ご相談ください。
パニック発作後の強い疲労感を西洋医学視点で解説|鍼灸の効果

身体の緊張を緩和し副交感神経を高める
首や背中の筋肉にコリや緊張があると、自然と交感神経が優位になり、リラックスできない状態が作られます。
姿勢によって自律神経の活動が変化する事が分かっており、立っていれば交感神経が、寝ていれば副交感神経が優位になりますので、立っている時に関わる背中や首の筋肉が緊張している状態は交感神経が優位になりやすくなってしまいます。
鍼灸でそれらのコリや緊張を解消する事で自律神経のリズムを整え、身体の回復力を高めます。
セロトニンの分泌を増加させる
手足に鍼灸刺激を加えるとその刺激が脳幹に伝わりセロトニンの分泌を促します。
それを上脊髄反射といい、副交感神経を優位に働かせる事ができます。セロトニンの分泌を増やすことは痛みを感じにくくさせる鎮痛の効果にも繋がるので精神的な安定以外にも様々な身体症状に効果が期待できます。
セロトニンは脳内のホルモン分泌を統合し調整する役割もあるので、鍼灸によって分泌を促進させるのは症状を治す上で非常に重要です。
睡眠の質を向上させる
改善する上で重要な睡眠も鍼灸で改善する事が可能です。
眠れているけど疲れが取れないという場合は睡眠が浅い可能性があります。
浅い睡眠とはレム睡眠のことを指し、脳が覚醒し夢を見ている状態です。その状態が長く続くと疲労が取れず、次の日に持ち越します。
副交感神経の働きを高め、ノンレム睡眠の比率を高めることで、深い睡眠をとれるようになっていきます。睡眠の質が向上する事でストレスや疲労に対しての耐性が高まり症状が出ない身体が作れていきます。
当院が選ばれる理由

5万件以上の圧倒的な症例数
自律神経の不調をはじめ肩こり、腰痛、外傷など様々な不調の治療実績を情報発信していく事で全国各地から患者様がご来院いただいております。
一般的に認知度が低い疾患でも全国各地からご来院いただいておりますので治療実績は豊富です。多くの患者様を見てきましたので症状の治り方、治し方を熟知しております。
遠方に住んでおり定期的に通うのが難しい場合でも、その方に合った最適な治療計画(月1回や2日連続での治療など)を提案し、セルフケア指導などで症状を改善に導いております。
「遠くて通えない」という方でも、諦めずまずは問い合わせてみてください。
鍼灸業界でも数少ない経絡治療を行っている
年々東洋医学の治療ができる鍼灸師が減少してきており、現在は鍼灸院全体の1~2割程度しかないと言われております。
その為、筋肉のコリや痛みに対応できる鍼灸院はあっても、自律神経や内臓の不調に対する治療ができる鍼灸院は少なくなっています。
当院は数少ない東洋医学の治療を行っている鍼灸院です。
不安・パニック障害の治療が得意な鍼灸院としての知識と経験
自律神経の不調の中でも不安による不調とパニック障害の治療が得意な鍼灸院です。
これまで多くの不安障害やパニック障害の患者さんを治療してきた知識と経験が違います。
長年YouTubeで不安について発信している為、症状発生のメカニズムから治り方、対処法やセルフケアまで多くを熟知しており、臨床現場でも様々なかたちで活かしております。
体の機能を根本的に変えることができる
鍼灸治療は自律神経や免疫に作用するので体の機能が根本的に改善し、睡眠の質が向上していきます。自然治癒力を高めることで薬を使わずに症状を治していく事が可能です。
当院の鍼灸施術は心地よく優しい刺激で行う事で副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせ、脳や身体の過剰な緊張を取り除くことで自律神経の乱れを解消します。
施術中に眠ってしまうほどの優しい刺激ですので初めての方でも安心して受けられます。
再発しない健康な体を維持できる
症状が出る要因は様々ですが、ストレスや疲労が一定以上蓄積されると症状が出現するというのが特徴でもあります。
つまり、仕事や家事で疲れた時は症状が出やすくなるし、ストレスを感じたり、嫌なことがあれば症状が出てくるという事です。
そして、一度症状が出現すると、症状が出現するボーダーライン(閾値)が下がってしまいますが、鍼灸治療の適度な刺激はそれらのボーダーライン(閾値)を上げることができ、再発しない身体づくりが可能です。
多くの患者様にお喜びの声を頂いております
清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です

30代|女性
全般性不安障害・息苦しさ・胸の不快感・首肩コリ
精神科で全般性不安障害と診断されており、ひどい不安感と原因不明の胸の不快感、息苦しさが24時間ずっと治らず辛い毎日でわんわん泣き、ひどい状態でした。藁にもすがる思いで貴院を見つけ予約を入れて施術していただきました。徐々に精神面も安定し、あんなに辛く一生治らないのではないかと思っていた症状が4か月程通院し続けた結果、今ではほぼ無くなりました。通院の度に、それ以外の身体の不調も親身に聞いてくださり施術していただくと、調子が良くなっていくのがとても実感できています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。清水先生は今までお会いした医師たちよりも一番信頼できる先生です。今後も定期的に通院させて頂きます。本当にありがとうございます。
食後の動悸やお腹の張り、胃腸の不調が良くなりました!

40代|男性
動悸・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群・腹部膨満感
2年ほど前から、夜になると急に動悸や目眩、吐き気、頻脈、不安感などか起きてくるようになり、いろいろ検査を受けてみたもののどこも悪いところがなく、最終的に心療内科で自律神経失調症と診断されました。
とはいえ、心の問題なんて気合いでどうにかなるだろうと思っていたものの、起きる頻度も悪化する一方で不眠症にもなってきたところ、たまたまYou Tubeで流れてきたものを見て、通院を始めました。
毎週 鍼治療を行っていくと、少しすつ症状の発生頻度が下がってきて、明らかに少しずつ症状が起きるラインが上がってきているのが実感できました。
鍼治療を続けて2,3ヶ月もたつと、頻度と症状の種類が少しづつ減っていき、いろいろ起きていて何が起きているのか自分でよくわからなかった体調不良が、胃もたれや膨満感、吐き気などの気持ち悪さだと特定できてきて、何に気をつけないといけないのかが分かってきました。
現在は胃腸の薬と合わせて、体調がまた悪くならないように定期的に鍼治療に訪れています。
また、体調を戻すために何でもしようという気持ちがありましたので、20年吸っていたタバコを治療に合わせて禁煙もはじめてみたところ、薬もなしに無事半年続けられています。
コロナ後遺症のブレインフォグが回復しています!

20代|男性
コロナ後遺症・ブレインフォグ・首肩コリ
2~3年にわたり頭の不具合、ブレインフォグが続いていたため、当院で診て頂きました。身体の状態をいつも的確に調べて頂いた上で、論理的に丁寧な説明で治療方針を説明頂き感謝です。また、その場での施術だけでなく、日々の生活おアドバイスもしていただけて有難いです。おかげさまで自身の身体の状態も日々、回復傾向で良くなっています。いつもありがとうございます。
更年期による動悸、息苦しさ、不眠、肩こりが改善されました!

50代|女性
更年期・動悸・息苦しさ・睡眠障害・首肩コリ
更年期により(動悸、息苦しさ、不眠、肩こり)薬での治療は避けたかったので、初めて鍼灸院を受診しました。週に1度、2か月通い症状がほぼ改善されました。来院の度に体調に合わせて鍼の場所や打ち方を変え施術していただきました。日に日に改善されていくのを実感しました。とても感謝しております。今後も不調を感じた際はお願いしたいです。
ひどい頭痛と耳鳴り、吐き気で藁にもすがる思いでしたが、気が付くと治っていました!

40代|女性
頭痛・耳鳴り・吐き気・めまい・首肩コリ
ひどい頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りでMRIやCT、耳鼻科でも異常ナシ、痛み止めや点滴も効かず会社もお休みが続き1か月も辛い状態でした。毎日辛いし、困っていたところ、藁にもすがる気持ちで来てみました。2回目以降からめまい、耳鳴りがあまりしなくなり、通うたびに頭痛も無くなってきました。鍼は怖かったですが、最初にどんな治療をしていくか、料金の説明などがあり安心できました。施術中も色々なお話をして楽しかったです。婦人科にも通い漢方を出してもらい婦人科の先生に効果が出ているから鍼灸院通えるなら続けた方が良いと言われました。2週に1度通う、となったあたりで次に予約を入れようとしたら頭が痛くないと気が付き治っていました。最初の頃は2か月も頭痛が毎日だったので、もう普通の生活に戻れないんじゃないかと不安でしたし気休めになればと思っていたのですが、予想をはるかに超えて確実に効いていたので驚きました。
自律神経症状で悩んでいる人には是非お勧めします!1か月程度かなり改善!

50代|女性
頭痛・肩こり・ホットフラッシュ
3か月ほど前からお世話になっています。春先から頭痛や肩こり、ホットフラッシュに悩まされていました。丁寧な問診の後に安心して施術を受けることができ、1か月程度でかなり改善されました。その後も体調に合わせて丁寧に施術していただいてます。こてからも定期的に通って引き続き体調を整えていきたと思います。自律神経症状に悩んでいる方にはぜひおすすめします。
ぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています!

30代|女性
腰痛・坐骨神経痛
腰痛の治療でお世話になっております。前までは仕事でいつも腰に負担がかかるため「またぎっくり腰になったらどうしよう」と思っていましたが、こちらに定期的にお世話になってからはぎっくり腰の不安もなく仕事が続けられています。これからもよろしくお願いします。
コロナの嗅覚障害、味覚障害が一発で治りました!

30代|女性
コロナ後遺症・味覚障害・嗅覚障害・上咽頭炎
コロナ後遺症で味覚障害になってしまい、何を食べても味と匂いがしない状況に絶望していました。何とか調べてみると清水先生がヒットし藁にもすがる思いで行きました。治療を終えた瞬間にまず嗅覚が復活しているのに気づき、すぐ食事をしに行きました。久しぶりに味を感じ、感動したのを今でも覚えています。まさか一発で治していただけるとは、、。そこから清水先生にはお世話になっていて、偏頭痛がしている時も鍼をしていただくと、ほぼ痛みが消えて薬要らずです!とにかく親身になって話を聞いてくださるし、物腰柔らかなので緊張せず治療を受けられます。いつもありがとうございます!
動悸や不安感が解消され無事に仕事ができるようになりました!

30代|男性
不安感・動悸・パニック障害
仕事のストレスと通勤時の満員電車でパニック障害になりました。毎朝、強い動悸と不安感に悩んで心療内科に通院していました。薬の服用で症状は抑えられてはいましたが、なかなか治らず悩んでいたところ、こちらを知り治療を受けに伺いました。今では悩んでいた動悸や不安感も解消され無事に仕事ができるようになりました。親身になって治療してくださりありがとうございます。
自律神経が関わる原因不明の症状は治ります|患者さんとの対談動画
パニック発作後の強い疲労感の鍼灸は何回で効果が出る?治療期間の解説

個人差はありますが、当院での鍼灸治療によって症状が改善するおおよその治療回数は8回前後です。
8回前後の施術を受けると調子が良い状態で安定してくることが多いです。
ですが、生活環境や生活習慣、心理的なストレスなどが関係する為、それらに影響され症状の波が出現しますので、人によって差はあります。
それらを加味した上で大体の人が8回前後の施術を受けると効果を実感してきます。
パニック発作後の強い疲労感の鍼灸治療の推奨ペース
症状が辛い場合、治療の初期段階では週1~2回のペースで治療し、症状が安定してきたら週1~2週に1回のペースで治療の間隔を空けていきます。
毎日受ければその分早く治るのかというとそうではありません体質の変化によって機能が失われている状態ですので、症状が出ない元の体質に戻していくには一定の時間が必要になります。当院の治療の回数を加味すると2~3か月程の治療期間で症状が安定してくる方が多いです。(もちろん個人差はあります)
パニック発作後の倦怠感や疲労感を解消する為の睡眠法

パニック発作後の疲労感や倦怠感を治す上で良質な睡眠は不可欠です。
身体を回復させるための睡眠習慣を心がけましょう。
- 毎日同じ時間に寝起きする:体内時計を整え、自律神経のリズムを正常化。
- 寝室環境の最適化:室温18〜23℃、湿度50〜60%、遮光カーテンやアイマスク、静かな環境を整える。
- 就寝前のブルーライト回避:スマホやPCは寝る1時間前までにオフ。
- 就寝1〜2時間前の入浴:38〜40℃のお湯に10〜30分浸かり、深部体温を上げてから自然な体温低下で入眠を促進。
- 寝る前のストレッチや呼吸法:副交感神経を優位にし、リラックスして眠りにつく。
- CBT-I(不眠に特化した認知行動療法):睡眠日誌、寝床の使い方、起床時刻の固定など、科学的に効果が証明された方法を活用。
よくある質問と回答
Q1. パニック発作後の疲労感はどれくらいで回復しますか?
- 個人差がありますが、セルフケアや生活習慣の見直しで1週間程度で改善することが多いです。1週間以上続く場合や日常生活に支障がある場合は、早めに専門家に相談しましょう。
Q2. 鍼灸治療はどれくらいの頻度で受ければ効果がありますか?
- 初期は週1〜2回、数週間〜数ヶ月継続するのが一般的です。症状が安定したら2週に1回〜月1回のメンテナンスが推奨されます。
Q3. 薬物療法や認知行動療法と鍼灸治療は併用できますか?
- 併用は可能です。副作用の軽減や治療効果の増強が期待できるため、医師や鍼灸師と相談しながら進めましょう。
Q4. セルフケアだけで改善しない場合はどうすればいいですか?
- 強い疲労感や倦怠感が1週間以上続く場合、日常生活に支障が出ている場合は、適切な治療の対象となります。
パニック発作後の強い疲労感の体験談|鍼灸で治ったブログ
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パニック発作後の強い疲労感に対して東京の町田で鍼灸施術しています
当院は東京の町田駅徒歩4分の場所で施術をしています。自律神経の不調と痛みに特化した施術で様々な不調を改善に導いています。
横浜、小田原方面、八王子、東京、世田谷方面にお住いの方も多くご来院頂いております。
症状でお困りの方は下記のLINEからぜひ一度お問い合わせください。








