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起立性調節障害
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起立性調節障害

起立性調節障害でお悩みの方へ

起立性調節障害の原因と鍼灸での治し方を解説

「病院で起立性調節障害と言われたけど具体的な治療法が無くて困っている」「日に日に症状が強くなり治るのか不安」など、起立性調節障害の症状が辛くてお困りの方へ。

今回は起立性調節障害がなぜ起こるのか、メカニズムから鍼灸での治し方まで徹底的に解説していきます。

起立性調節障害を薬に頼らず治すのが当院の鍼灸施術

心身の状態を健康な元の状態に元すのが鍼灸施術の真髄です。薬物療法に頼らず、根本的に体質を改善し、不安が生じにくい身体づくりが可能です。

病院では原因不明と言われている疾患の患者様が全国各地からご来院し、改善している実績が豊富にございます。

【起立性調節障害の原因】自律神経失調症を解説

起立性調節障害の主な症状には、次のようなものがあります。

  • 立ちくらみ、めまいを起こしやすい
  • 立っていると気持ちが悪くなる、強いと倒れる
  • 入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
  • 少し動くと動悸や息切れを起こす
  • 朝の寝起きが悪く、午前中調子が悪い
  • 食欲がない
  • 倦怠感が強く動けない
  • 頭痛がして起き上がれない

上記のような症状がある方は起立性調節障害かもしれません。
その原因や適切な対処法、注意点、治す為のポイントを解説していきます。

起立性調節障害は自律神経の機能不全

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)は、思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調です。
人の身体はどんな姿勢でも一定の血圧を維持する事によって脳に血液が送られ、正常な生命活動を維持する事ができます。ですが、寝ている状態や座っている状態から立ち上がる時や立っている時に血圧が調節できず、様々な症状が出現するのが起立性調節障害です。

血管の収縮拡張が上手くいっていない

自律神経は血管の収縮拡張をコントロールしており、それを調節する事で血圧の上昇や下降ををコントロールしています。
本来であれば立位になった時に交感神経が働き、足の血管が収縮する事によって血圧が上昇し、脳に送られる血液が維持されます。ですが、起立性調節障害のように自律神経が上手く働かないと足に血液が停滞し、立ちくらみやめまい、失神、動悸などの症状がでてきます。

起立性調節障害の種類と分類

起立性調節障害にはいくつか種類があります。種類によって治療法若干異なる為、ご自身の症状がどれに当てはまるか確認しておきましょう。

起立性低血圧

起立性低血圧は起立直後に血圧が著しく低下してしまう病態で血圧がなかなか回復しません。脳血流の低下により、立ちくらみやめまいなどの様々な症状が出現します。

体位性頻脈症候群

体位性頻脈症候群では起立に伴う血圧低下は認められませんが心拍数の著しい上昇を認めます。その結果、ふらつきや倦怠感、頭痛などの症状を呈します。また、このタイプは最も頻度が多いです。多くの場合、本人は意外にも動悸を自覚していないのが特徴です。

血管迷走神経性失神

血管迷走神経性失神では起立中に突然の血圧低下を認め脳の血流不足が生じる結果、意識が薄れたり突然意識がなくなったりします。校長先生の話が長い時に生徒が急に倒れたりするシーンを想像すればわかりやすいかもしれません。

遷延性起立性低血圧

遷延性起立性低血圧は起立直後は問題ありませんが、継続して立ち姿勢のままでいると血圧が低下し始めるのが特徴です。

脳血流低下型(起立性脳循環不全型)

脳血流低下型は起立後の血圧や脈拍には何も問題ないのに脳血流だけが低下する状態を指します。

過剰反応型(hyper response型)

過剰反応型は起立直後の血圧が一時的に異常な高値を示し、めまいなどの症状を引き起こすものです。

起立性調節障害は朝の頭痛などが主な症状

起立性調節障害は様々な症状が出現しますが、中でも多い症状についてのメカニズムです。

頭痛

血圧を上げるための交感神経が上手く働かないことで、血管が拡張し、偏頭痛を誘発します。
頭部の血管が拡張する事により、頭部にある三叉神経を刺激し、炎症物質が放出されます。それにより脳を包んでいる硬膜にも炎症が波及し頭痛が発症します。朝起きると頭が痛くて学校や仕事に行けないという事が起きてきます。

動悸

立ち上がった際に血圧が変動する為、血圧を調節する圧受容器が反応し、心拍の上昇が起こります。
それにより動悸などの胸の不快感を自覚する事があります。

めまい

血圧が一定に保たれない為、ふらふら、ふわふわと揺れるようなめまいが出現する事があります。
平衡感覚を司る内耳のリンパ液の循環や周囲の血圧が安定しない為、揺れるようなめまいが出てきます。

倦怠感

自律神経の交感神経が優位になることにより、元気に活動できるのですが、副交感神経が優位になっている時はやる気が起きず、倦怠感や疲労感が出現します。

吐き気

自律神経の乱れにより、消化器の機能も乱れている状態です。その為、消化吸収を受け付けず、吐き気や食欲の低下などの症状が出てきます。食事が取れないと、余計に血圧が低下し、不調に陥るという悪循環になりやすいのが特徴です。

10代などの若年層に発症しやすい

起立性調節障害はどの年代での発症しますが、10代に特に多い症状です。
朝起きた時に倦怠感や頭痛、めまいなどの症状に襲われるため、学校に登校するすことが困難になり、不登校に繋がることも少なくありません。その為、適切な治療と、周囲の理解が必要不可欠になります。昼から登校する事や、部活動の運動量を調節するなどの学校側の理解も大切です。

身長などの物理的な変化を受ける

10代は骨格が成長する為、その成長に内臓や自律神経の機能がついていかない事もあります。
身長が伸びれば、その分血液を送らなければならない距離が伸びる為、交感神経の機能の働きがより必要になります。
そのような自律神経の機能が身体の成長に追いつかないことで起立性調節障害の症状が出現します。

環境の変化やストレスの影響を受けやすい

自律神経は心理的なストレスに敏感に反応しやすい為、環境の変化に順応できないと知らない間にストレスが蓄積され、自律神経の不調が出ているという事がよき起こります。
特に10代の思春期は環境の変化や心理的なストレスが生じやすい年代です。脳の発達の観点からも自我を形成する時期であり、周囲の影響を受けやすいです。
その為、小中高の入学や卒業のタイミングで周囲の環境の変化にストレスを感じ自律神経の機能障害が起き起立性調節障害が発症します。

起立性調節障害はやる気や怠けの問題ではない

心理的なストレスを受けやすいと説明しましたが、決して「やる気がない」「怠けているだけ」という訳ではありません。当事者は身体的な不調が辛く本当に動けない事が多いです。
ですが、学校に行けない、仕事に行けないとなるとサボっていると勘違いをされてしまう事が多いです。その為、まずはご家族が起立性調節障害についての理解を深め、学校や職場と相談しながら症状の改善のために治療をしてくことが重要です。

行かないことで悪循環になりやすい

学校や職場に行けなかったことで、それ以降余計に行きづらくなるという事も起きてきます。
学校であれば、周囲の友達との関係性や授業についていけなくなるなど、様々な事が不安になり、無意識のうちに学校に行くのが辛くなる場合もあります。
ヒトの体は、心理的な影響を受けやすく、ストレスを感じればそれに対して反応するようになっているため、その様な感情が体調をさらに悪化させるという悪循環に陥ることも少なくありません。

起立性調節障害の病院での治療法

病院での治療は薬物療法による対処療法が中心になります。血圧を調節する薬や漢方薬が処方されますが、根本的な解決にならない事が多いです。
他にも食事指導や生活指導が行われますが、それだけではなかなか治らないのが現状です。

起立性調節障害の鍼灸での治し方

自律神経の働きを活性化し血圧を安定させる

鍼灸は自律神経に作用する事で自律神経のリズムを正常に戻すことが可能です。
鍼の微細な刺激に対して自律神経が反応する事で、刺激に対しての免疫がつき、本来の自律神経の機能の強さが戻ってきます。
全身に施術をすることで血液や熱の分布のバランスが整い、足や頭部に血液が集中する事を防ぎます。

内臓の機能を整え消化吸収を促す

手足に鍼灸施術をすることによって副交感神経が高まり、内臓の機能が活発に動き始めます。
腹部や足には胃腸に関するツボが多く存在し、それらを刺激し内臓の機能を整えていきます。
同時に腹部の筋肉の緊張を解消する事で胃腸がスムーズに動くスペースを確保し、蠕動運動を促します。それにより消化吸収が効率よく行われることで栄養が効率よく吸収され血圧が安定してきます。

心身の緊張を緩和しストレスを解消する

心理的なストレスにより心身が緊張状態にあると、交感神経が優位になり続け、自律神経の機能にメリハリが無くなります。交感神経の緊張を解くには身体的な筋肉の緊張を解消する事が重要です。
特に首や背中、前腕には緊張が生じやすくなる為、その周囲にあるツボを刺激し身体の緊張を解消していきます。それにより睡眠の質も向上し、身体が元の健康な状態に戻る為の回復力を促します。

心身に及ぼすストレスをいかに減らすかが完治へのカギ

身体的なストレス

身体や脳の疲労、全身のコリや緊張を指します。
身体や脳に疲労が蓄積されることで、身体機能が低下したり、脳の神経回路が常に惰性で活動状態になるので、オンとオフの切り替えが上手くいかず、自律神経も乱れていきます。
鍼灸や整体、運動、ストレッチなどの日々のケアで緊張を解消する事が重要です。

心理的なストレス

日々マルチタスクに追われていたり、リフレッシュできる環境が無い場合や認知の歪みが起きている場合に心理的なストレスが蓄積されます。
認知とは、物事をどう認識するかという事で、それが歪んでいるとストレスを感じるという事です。

認知の歪み、白黒思考、完璧主義、べき思考などと言いますが、今まで生きてきた価値観が正しい、常識だと思い込み、それに当てはまらない事象が起こるとストレスを感じるという事が起きてきます。
認知を変えることで心理的なストレスの軽減に繋がりますので、認知療法や認知行動療法が重要になってきます。

環境的なストレス

生活習慣、職場環境、家庭環境、人間関係に由来するストレスです。不規則な生活習慣や、仕事が忙しく、睡眠時間の確保ができないなど、環境がもたらすストレスがコレにあたります。

目の前の課題、問題をどう解決していくか、感情に支配されず、論理的に物事を考える問題解決能力が必要となります。

「嫌われるかもしれないから話せない」「休みたいけど言えない」など本来解決しなければならない問題があるにも関わらず、感情に支配され、問題を先送りにしてしまい、ストレスが溜まり続けるという事が多く起こりますので、環境が大きなストレスになっている場合は、冷静に対処する必要があります。

起立性調節障害を治すうえで注意すべきポイント

規則正しい生活習慣を

生活リズムが乱れることで、食事や睡眠のリズムが崩れてきます。不規則なリズムになることで自律神経のリズムも乱れ、様々な不調に繋がります。起床、就寝、食事の時間は極力固定し、内臓や脳に負担をかけないようにしましょう。

バランスの良い食事を

ミクロ的な栄養学の視点を取り入れるというより、マクロ的な視点で食事を摂った方がバランスの良い食事ができます。具体的に言うと緑黄色野菜などの色で食材を選ぶという事です。
様々な色の食材を取り入れることで、バランスの良い食事が取れるようになります。野菜だけでなく、肉や魚などのから摂れるたんぱく質は細胞を構成する重要な栄養素ですので、しっかり摂取するようにしましょう。そして、血圧を上げるために塩分と水分を多めに摂取する事が重要です。

適度な運動に留めておく

すこし回復してくると身体が動くようになるので部活動や運動習慣を取り入れようとすると思いますが注意が必要です。運動自体は悪い事ではありませんが、過度な運動をすると身体的な疲労や自律神経に影響を及ぼし、翌日の症状が強くなるという事が起こりやすいです。
身体の調子が良くても全力で運動するのではなく、適度な運動に留めておくことが、長期的に見た時に早く治る為の方法でもあります。

起立性調節障害に対する当院の施術

心身の緊張を取り除き脳の興奮を解消していく

当院の鍼灸施術は心地よく優しい刺激で行う事で副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせます。
脳や身体の過剰な緊張を取り除くことで自律神経の乱れを解消し、症状を治していきます。
施術中に眠ってしまうほどの優しい刺激ですので初めての方でも安心して受けられます。

カウンセリングでストレスや不安を感じにくい考え方を

当院のカウンセリング鍼灸整体施術では、先ほど説明した様な「認知の歪み」を修正していきます。
身体の状態しか見ない施術院が多いですが、不調が出る原因は身体だけではありません。

心理や環境にも目を向けて修正していく事が完治への最短ルートになります。
当院のカウンセリング鍼灸整体施術に関して↓

再発を防げ、ずっと健康に

不調には波が存在します。「昨日は大丈夫だったけど今日は辛い」「さっきまで大丈夫だったのに、また急に出てきた」「今週は本当にしんどい」など、症状の波があります。

症状が出る要因は様々ですが、ストレスや疲労が一定以上蓄積されると症状が出現するというのが自律神経の不調の特徴です。つまり、仕事や家事で疲れた時は症状が出やすくなるし、ストレスを感じたり、嫌なことがあれば症状が出てくるという事です。

そして、一度症状が出現すると、症状が出現するボーダーライン(閾値)が下がってしまうのが問題です。
鍼灸施術はそれらのボーダーライン(閾値)を上げることができ、再発しない身体づくりが可能です。

当院での起立性調節障害の改善例

当院の施術は根本的に改善していく事が可能

当院では「身体的なストレス」と「心理的なストレス」両方からアプローチしていきます。
自律神経と痛みに特化した鍼灸整体院として豊富な知識と技術を兼ね備えており、病院やマッサージ、整体など、どこに行っても治らない不調を抱えている人が全国各地から数多くご来院し、改善しております。
施術の紹介についてはこちら↓

Flow

丁寧な説明と施術を行います
施術の流れ


01

ご来院前にWEBの問診票をご記入して頂きます

どのような不調でお悩みですか?

事前に問診票をご記入いただくことで、身体の状態を正確に把握しやすくなり、施術の精度が上がります。
→ 問診票記入ページ

WEB問診票

02

問診票を基にカウンセリングを行います

丁寧にお体の状態をお聞きします

ご記入いただいた問診票を基に不調やお辛い症状をお聞きいたします。
どんな些細なことでも構いませんので不安な事やお悩みをお聞かせください。

カウンセリング

03

徒手検査や触診、脈診、自律神経の状態を調べます

不調の原因を探します

不調が出ている原因を探るための徒手検査、触診、脈診、パルスオキシメーター(酸素飽和度、脈拍)など様々な検査を行います。
身体の状態を分かりやすく説明し、どんな施術をしていくか、しっかりとご説明します。

不調の原因を探す

04

鍼灸・整体施術

一人ひとりに合わせた施術

初めての方でも安心して受けられるよう、出来る限り痛みを伴わない施術を行います。
マニュアルではなく一人ひとりにに合った施術方法をご提案します。
過去に受けて苦手だった施術法などございましたら遠慮なくお伝え下さい。

一人ひとりに合わせた施術

05

完治までの計画と過ごし方のご説明

丁寧にご説明します

患者様の症状に沿った適切な来院ペースをお伝えし、治す為の過ごし方などを詳しくご説明します。
その後、お会計をし、次回のご予約をお取りいただけます。

丁寧な説明

06

LINEチャットでアフターフォロー

24時間ご対応できます

症状に対する不安や疑問などがあればチャットでご対応できますのでご安心ください。
どんな些細な事でも結構です。
不安を無くすことが症状改善への近道となります。

LINEチャット

Access

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